habhd_varyoffvgコマンド

VGをvaryoff状態にします。

〈このページの構成〉

構文

habhd_varyoffvg [-s] VG名

VG名で指定されたVGを制御グループから除外し，かつvaryoff状態にします。このコマンドで使用するフラグは，AIX標準のvaryoffvgコマンドのフラグと同じ効果があります。各フラグの効果については，IBM社のWebページのvaryoffvgコマンドを参照してください。

habhd_varyoffvgコマンドは，制御グループに登録されたVGだけでなく，制御グループに登録されていないVGもvaryoffできます。また，このコマンドの対象となるVGが制御グループに登録されている場合は，制御グループからの除外とvaryoffを行います。

Hitachi Dynamic Link Managerを導入したホストでは，dlmvaryoffvgコマンドは使用しないで，habhd_varyoffvgコマンドを使用してください。

なお，habhd_varyoffvgコマンドを発行するユーザはroot権限を持っていなければなりません。

制御グループに登録したVGをvaryoff状態にする際は，必ずhabhd_varyoffvgコマンドを使用しなくてはなりません。制御グループに登録したVGに対しvaryoffvgコマンドを実行すると，このVGが制御グループに登録されたままvaryoff状態になります。この状態でhabhd_varyonvgコマンドを実行すると，エラー終了します。