Groupmax Agent Version 5 システム管理者ガイド
Groupmax Agentを御使用の環境に応じて,幾つかのディレクトリを別の場所に格納できます。
- <この項の構成>
- (1) 参照
- (2) 更新
(1) 参照
- メインメニューの「Command:」の後に「2」を入力します。
システム情報を参照・更新するためのメニューが表示されます。
- 「Setup:」の後に「3」を入力します。
次の内容が表示されます。
- User template file path
- クライアントがエージェント生成で使用するテンプレートを格納するディレクトリ(ユーザカスタマイズファイル用ディレクトリ)名が表示されます。
- User file transfer path
- ファイル転送APIを使用する場合のクライアント−サーバ間ファイル転送用ファイルを格納するディレクトリ名が表示されます。
- Definition file path(デフォルト:/groupmax/agentserver/definition)
- クライアントが生成して,Agent Serverに登録されているエージェントの情報を格納するディレクトリ名が表示されます。
- Logging file path(デフォルト:/groupmax/agentserver/log)
- 活動ログを格納するディレクトリ名が表示されます。
- Memory file path(デフォルト:/groupmax/agentserver/memory)
- 永続メモリを格納するディレクトリ名が表示されます。永続メモリとは,各エージェントの情報を格納しておくメモリのことです。
指定例を次に示します。
(2) 更新
(1)で参照した情報を変更する場合は,環境設定ファイルの項目を変更します。
(1)で参照した項目と環境設定ファイルの項目の対応を表5-4に示します。なお,環境設定ファイルの詳細は,「3.2.2(4) Agent Serverのシステム情報の設定」を参照してください。
表5-4 管理ツールで表示される項目と環境設定ファイルの項目の対応(ディレクトリ情報)
管理ツールで表示される項目 環境設定ファイルの項目 環境設定ファイルのデフォルト 変更するパス名の文字数 User template file path user_template_path − 255文字まで User file transfer path user_transfer_path − Definition file path definition_path /groupmax/agentserver/definition Logging file path log_path /groupmax/agentserver/log Memory file path memory_path /groupmax/agentserver/memory (凡例) −:デフォルトはないことを表します。
All Rights Reserved, Copyright (C) 1999, Hitachi, Ltd.