トランザクショナル分散オブジェクト基盤 TPBroker Object Transaction Monitor ユーザーズガイド

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6.2.2 KFOT27000〜KFOT27999


KFOT27102−W

prp tracing service cannot be started. service name:aa....aa reason code=bb....bb (S+E)

prfトレースサービスの開始で障害が発生しました。prpはprfトレースサービスを意味します。
aa....aa:障害の発生したTSC識別子を示します。
bb....bb:理由コード
101:メモリ不足が発生しました。
102:メモリ不足が発生しました。
103:ファイルの検定時,または新規作成時にI/Oエラーが発生しました。
104:msggetシステムコールでの,新しいメッセージ待ち行列IDが割り当てられませんでした。ipcsコマンドで使用状況を確認し,不要なメッセージキューがある場合は,ipcrmコマンドによって削除する必要があります。
106:TSCSPOOL環境変数に示すディレクトリが正しくありません。また,TSCSPOOL環境変数を省略した場合,TSCDIR環境変数に示すディレクトリを見直す必要があります。
112:指定されたトレースサービスは,すでに開始されています。または,トレースサービスは終了しているが,トレースを取得していたプロセスが開始中のため,新たにトレースサービスを開始できません。
114:prfトレースサービスで使用する共用メモリが破壊されています。
115:prfトレースサービスで使用する共用メモリのアドレスが取得できません。
401:prfトレースサービスの内部制御ファイルのオープン時にエラーが発生しました。
402:prfトレースサービスの内部制御ファイルが破壊されています。
403:prfトレースサービスの内部制御ファイルでエラーが発生しました。TSCSPOOL環境変数に示すディレクトリが正しく作成されていない可能性があります。また,TSCSPOOL環境変数を省略した場合,TSCDIR環境変数に示すディレクトリを見直す必要があります。
404:トレースファイル作成ディレクトリの指定に誤りがあります。
1601:システムコールでエラーが発生しました。
(S)障害の発生したTSCデーモンでのprfトレースサービスを中止します。
(O)理由コードによって原因を調査してください。
〔対策〕理由コードによる障害の原因を取り除いてください。

KFOT27103−W

prp tracing service cannot be continued. service name: aa....aa reason code=bb....bb (S+E)

prfトレースサービスの,情報取得中に障害が発生しました。prpはprfトレースサービスを意味します。
aa....aa:障害の発生したTSC識別子を示します。
bb....bb:理由コード
101:メモリ不足が発生しました。
103:ファイルでI/Oエラーが発生しました。
104:msggetシステムコールでの,新しいメッセージ待ち行列IDが割り当てられませんでした。ipcsコマンドで使用状況を確認し,不要なメッセージキューがある場合は,ipcrmコマンドによって削除する必要があります。
1601:システムコールエラー発生しました。
(S)障害の発生したprfトレースサービス,またはシステム統計情報取得サービスを中止します。
(O)理由コードを確認してください。
〔対策〕理由コードによる障害の原因を取り除いてください。

KFOT27104−E

cannot execute aa....aa command. reason code=bb....bb-cc....cc (E)

コマンドが実行できませんでした。
aa....aa:実行できなかったコマンド名称
bb....bb:理由コード
101:メモリ不足が発生しました。
103:トレースファイルにI/Oエラーが発生しました。
106:TSCSPOOL環境変数で示すディレクトリが正しく作成されていない可能性があります。また,TSCSPOOL環境変数を省略した場合,TSCDIR環境変数に示すディレクトリを見直す必要があります。
または,指定されたサービス名称はありません。
107:トレースファイルでオープンエラーが発生しました。
113:次の原因が考えられます。
  • 指定されたサービス名称はありません。
  • トレースサービス中ではありません。
  • トレースサービスは開始しているが,トレースサービスプロセスの初期化処理をしており,コマンドが受け付けられる状態ではありません。
802:内部制御情報ファイルでI/Oエラーが発生しました。
804:トレースファイルが見つかりませんでした。
1601:システムコールでエラーが発生しました。
cc....cc:システム内部コード
(S)コマンドをエラー終了します。
(O)理由コードを確認してください。
〔対策〕理由コードによる障害を取り除いたあと,再度コマンドを実行してください。

KFOT27105−E

invalid command format. (E)

コマンドの形式が誤っています。
(S)コマンドをエラー終了します。
(O)指定したオプションに誤りがないか見直してください。
〔対策〕指定オプションを修正後,再度コマンドを実行してください。

KFOT27106−E

failure to open trace file.filename:aa....aa (E)

トレースファイルのオープンに失敗しました。
aa....aa:オープンに失敗したファイル名
(S)処理を続行します。
(O)直前に出力されたシステムコールエラーのメッセージによって,障害の原因を調査してください。
〔対策〕オープン失敗の原因を取り除いてください。

KFOT27107−E

error occurred while handling trace file. (E)

トレースファイルをアクセス中に障害が発生しました。
(S)処理を続行します。
(O)直前に出力されたシステムコールエラーのメッセージによって,障害の原因を調査してください。
〔対策〕オープン失敗の原因を取り除いてください。

KFOT27108−I

invalid trace data was detected while reading trace file. (S+E)

トレースファイルをアクセス中にデータ不正が発生しました。
(S)データ不正となったデータを読み飛ばし,処理を続行します。

KFOT27600−I

aa....aa was assigned as current trace file. ID:bb....bb (L+C)

稼働統計情報を取得するファイルを割り当てました。
aa....aa:割り当てたファイル名
bb....bb:サービス識別子(TSC識別子)
(S)処理を続行します。