OTMの終了の流れを次の図に示します。通常，クライアントアプリケーションを事前に終了する必要があります。詳細については，「3.2.2　OTM - Clientの終了」を参照してください。

図4-4　OTMの終了の流れ

1. サーバアプリケーションの終了
   サーバアプリケーションを終了します。一つのTSCデーモンに複数のサーバアプリケーションが対応する場合，繰り返し終了します。
   
2. tscstopコマンドの実行
   TSCデーモンを終了します。このとき，TSCレギュレータがtscstopコマンドの延長で終了します。
   
3. tscdmstopコマンドの実行
   TSCドメインマネジャを終了します。
   
4. TPBrokerの終了
   TPBrokerの終了については，マニュアル「TPBroker　ユーザーズガイド」，「TPBroker for C++　ユーザーズガイド」，「TPBroker for Java　OTSガイド」，または「TPBroker for the Java ^TM Platform　ユーザーズガイド」を参照してください。
   

注

一つのTSCドメインにある複数のTSCデーモンを終了する場合，-TSCIDオプションを変更して，1.〜2.の手順を繰り返す必要があります。