トランザクショナル分散オブジェクト基盤 TPBroker Object Transaction Monitor ユーザーズガイド
稼働統計情報は,処理の状態,数量,および時間についての情報です。これらの情報は,TSCデーモン,TSCレギュレータ,クライアントアプリケーション,およびサーバアプリケーションを対象として取得できます。稼働統計情報は,TSCノードを単位として稼働統計情報ファイルに出力されます。稼働統計情報を使用する場合は,tscstartコマンドの実行時に-TSCStatsUseオプションで"Y"を指定してください。
オンラインの開始後,稼働統計情報ファイルへの出力を開始するには,tscstsstartコマンドを実行します。出力を終了するにはtscstsstopコマンドを実行します。その後,tscstsedコマンドを実行して稼働統計情報ファイルを基にカレントディレクトリに稼働統計出力ファイルを出力します。tscstsedコマンドのオプション指定によって,出力先を次の項目から選択できます。
ユーザはテキストエディタなどを使用して稼働統計出力ファイルを参照します。
稼働統計情報の概要を次の図に示します。
図2-25 稼働統計情報の概要
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