TSCデーモンによるサーバアプリケーションの登録と管理の流れを次の図に示します。
図2-8 TSCデーモンによるサーバアプリケーションの登録と管理の流れ
![[図データ]](FIGURE/ZU020900.GIF)
- 注※
- クライアントアプリケーションおよびサーバアプリケーションには,管理元のTSCデーモンに加えて,接続対象のTSCデーモンがあります。接続対象のTSCデーモンは,リクエストを送受信するためのTSCデーモンです。
- 接続対象のTSCデーモンとして,管理元のTSCデーモンと同じTSCデーモンを選択することも,管理元のTSCデーモンとは異なるTSCデーモンを選択することもできます。
図中の番号に沿って,TSCデーモンの処理を説明します。
- サーバアプリケーションからの開始通知を受けて,TSCデーモンはサーバアプリケーションを登録し,管理を開始します。開始通知が発生するのは,tscstartprcコマンドを使用する場合はサーバアプリケーションプロセスの生成時です。tscstartprcコマンドを使用しない場合はinitServer()の発行時です。
- 管理中,サーバアプリケーションプロセスがあることをTSCデーモンはプロセスIDによって確認します。
- サーバアプリケーションからの終了通知を受けると,TSCデーモンはサーバアプリケーションが正常終了したものとして登録を削除し,管理を終了します。
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