トランザクショナル分散オブジェクト基盤 TPBroker Object Transaction Monitor ユーザーズガイド
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- OTM - Client
TPBroker OTMを使用するシステムでは,OTM - Clientの動作するコンピュータがクライアントとなります。OTM - ClientはTPBroker上で動作します。
- クライアントアプリケーション
ユーザが業務に合わせて作成するアプリケーションプログラムです。作成時には,C++,Java,またはCOBOL言語が使用できます。JavaアプリケーションだけでなくJavaアプレットでも作成できます。また,クライアントアプリケーションとサーバアプリケーションとを異なる言語で作成できます。
クライアントアプリケーションは,サーバアプリケーションに対してリクエストします。クライアントアプリケーションの作成時には,IDLファイルに定義したユーザ定義IDLインタフェースから生成されたプログラミングコードに基づいて記述してください。
クライアントアプリケーションの詳細については,「2.1 クライアントアプリケーションの機能」を参照してください。
- TPBroker
TPBrokerは,VisiBrokerをORBとするトランザクショナル分散オブジェクト基盤です。
OTM - Clientは,TPBrokerが提供するORB Version 3,Cosminexus TPBroker for JavaのORB Version 4,およびCosminexus TPBroker Version 5に対応します。ORBの詳細については,マニュアル「VisiBroker for Java プログラマーズガイド」を参照してください。
- ORBクライアント
ORBクライアントとは,TPBrokerクライアント,およびORB機能を持つさまざまなベンダのクライアントの総称です。ORBクライアントには,CORBA 2.1に準拠するクライアントアプリケーションを配置します。TSCORBコネクタを経由することで,通常のCORBA呼び出しと同様の手順でOTMのサーバアプリケーションに対するリクエストができます。
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