トランザクショナル分散オブジェクト基盤 TPBroker Object Transaction Monitor ユーザーズガイド
TPBroker OTMは,サーバアプリケーションに対するリクエストをサーバ側でスケジュール用キューに滞留します。スケジュール用キューは,リクエストを処理するオブジェクトを次の単位で多重化します。
そのため,複数のクライアントアプリケーションからのリクエストを処理する場合でも,サーバアプリケーションに関連するリソース(データベースシステムへのコネクション数など)の最大数は一定となります。また,CPU資源の競合および排他競合の多発を回避できます。
さらに,次に示すようにスケジュール用キューを制御することで,効率の良い処理を実現します。
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