障害発生時に取得するファイルについて説明します。

なお，HiRDB/Parallel Serverを使用する場合，システムマネジャと実行サーバ（フロントエンドサーバまたはバックエンドサーバ）を別のマシンにセットアップするときは，次の点に注意してください。

• エラー情報ファイルや結果報告ファイルは，実行サーバ上のセットアップディレクトリ下に出力されます。
• 一括登録を実施した場合，エラーメッセージが実行サーバ上に出力されることがあります。この場合，実行サーバ上のsyslogを参照し，原因を特定してください。

障害発生時は，次のファイルを取得してください。

表9-1　障害発生時に取得するファイル

注※1

このディレクトリ下のファイルはリンクファイルです。そのため，ファイルを保存する時には，リンク先のファイルを保存する必要があります。ファイルの保存後は，必ず次のコマンドを実行し，リンク先ファイルが保存されていることを確認してください。確認したファイル名にリンク記号「＠」がない場合は，実際のファイルが保存されています。

# ls -lF

注※2

プロセス起動時に生成されるファイルについては，「(2)　プロセス起動時に生成されるファイル」を参照してください。

注※3

共通ソフトウェアの環境設定ファイル（オンライン電文用）で，共通ソフトウェアログファイルの出力先を指定できます。

注※4

通信制御モジュールのログファイルの出力先は，共通ソフトウェアの購入元に確認してください。

注※5

共通ソフトウェアの環境設定ファイル（オンライン電文用）が格納されているディレクトリは，共通ソフトウェアの購入元に確認してください。

注※6

OpenTP1の障害時に必要となるファイルを取得します。OpenTP1の障害時に必要となるファイルについては，マニュアル「分散トランザクション処理機能 OpenTP1 運用と操作」を参照してください。

注※7

HiRDBの障害時に必要となるファイルを取得します。HiRDBの障害時に必要となるファイルについては，マニュアル「スケーラブルデータベースサーバ HiRDB システム運用ガイド」を参照してください。

プロセス起動時に生成されるファイルを次に示します。なお，これらのファイルは，すべて（通信サーバfor Billerセットアップディレクトリ）/spool/に生成されます。

表9-2　プロセス起動時に生成されるファイル