Hitachi Multi Payment Network communications server for Biller

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5.11.1 作成手順

国庫金納付情報格納用テーブルは,次の手順で作成します。なお,テーブルは,スキーマ定義権限を持ったユーザーが作成してください。

  1. RDエリアの容量を見積もる
    納付情報の格納に必要となるRDエリアの容量を見積もってください。RDエリアの容量の見積もり方法については,「付録A HiRDBのRDエリアの見積もり方法」を参照してください。
  2. RDエリアを作成する
    手順1で見積もった容量のRDエリアをHiRDBに作成してください。RDエリアの作成手順については,マニュアル「スケーラブルデータベースサーバ HiRDB システム運用ガイド」を参照してください。
  3. サンプルSQLファイル(HMPNT00400000.sql)を任意のディレクトリにコピーする
    サンプルSQLファイルは,次のディレクトリに格納されています。
    (通信サーバfor Billerセットアップディレクトリ)/examples/sql/treasury/
  4. SQLファイルを編集する
    コピーしたSQLファイルを編集して,テーブル作成用SQLファイルを作成してください。
    太字および下線で示している部分を次のとおりに編集してください。これ以外の部分は,編集しないでください。
    • 「MPNAREA」
      手順2で作成したRDエリア名を指定してください。
    • 「HMPNT00400000」
      収納機関コードを次の形式で指定してください。
      HMPNNyyyyyyyy

      (凡例)
      yyyyyyyy:収納機関コード

    SQLファイルの内容を次に示します。
    /*======================================================================*/
    /* CREATE TABLE                                                         */
    /*======================================================================*/
    CREATE TABLE HMPNT00400000(
      RECV_CODE          CHAR(8),
      CUST_NO            VARCHAR(20),
     : (中略)
      PROD_DATE          DATE NOT NULL WITH DEFAULT,
      PROD_TIME          TIME NOT NULL WITH DEFAULT
    ) IN MPNAREA;
     
    /*======================================================================*/
    /* CREATE UNIQUE INDEX                                                  */
    /*======================================================================*/
    CREATE UNIQUE INDEX HMPNT00400000_UIDX1 ON HMPNT00400000(
      CUST_NO,
      CONF_NO,
      PAY_CLS
    ) IN MPNAREA;
  5. HiRDBのデータベース定義ユティリティ(pddef)を実行する
    次の形式で,データベース定義ユティリティを実行してください。引数には,手順4で作成したSQLファイル名を指定します。
    %pddef < 国庫金納付情報格納用テーブル作成SQLファイル名
    データベース定義ユティリティの詳細については,マニュアル「スケーラブルデータベースサーバ HiRDB コマンドリファレンス」を参照してください。