Hitachi Multi Payment Network communications server for Biller

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5.9.1 作成手順

障害情報格納用テーブルは,次の手順で作成します。なお,テーブルは,スキーマ定義権限を持ったユーザーが作成してください。

  1. RDエリアの容量を見積もる
    不正電文情報の格納に必要となるRDエリアの容量を見積もってください。RDエリアの容量の見積もり方法については,「付録A HiRDBのRDエリアの見積もり方法」を参照してください。
  2. RDエリアを作成する
    手順1で見積もった容量のRDエリアをHiRDBに作成してください。RDエリアの作成手順については,マニュアル「スケーラブルデータベースサーバ HiRDB システム運用ガイド」を参照してください。
  3. サンプルSQLファイル(HMPNERROR.sql)を任意のディレクトリにコピーする
    サンプルSQLファイルは,次のディレクトリに格納されています。
    (通信サーバfor Billerセットアップディレクトリ)/examples/sql
  4. SQLファイルを編集する
    コピーしたSQLファイルを編集して,テーブル作成用SQLファイルを作成してください。
    SQLファイルの内容を次に示します。太字および下線で示している部分に,手順2で作成したRDエリア名を指定してください。これ以外の部分は,編集しないでください。
    /*======================================================================*/
    /* CREATE TABLE                                                         */
    /*======================================================================*/
    CREATE TABLE HMPNERROR(
      BILLER_MSG_ID  VARCHAR(48),
      ERROR_INF      VARCHAR(5395),
      PROD_DATE      DATE NOT NULL WITH DEFAULT,
      PROD_TIME      TIME NOT NULL WITH DEFAULT
    ) IN MPNAREA;
  5. HiRDBのデータベース定義ユティリティ(pddef)を実行する
    次の形式で,データベース定義ユティリティを実行してください。引数には,手順4で作成したSQLファイル名を指定します。
    %pddef < 障害情報格納用テーブル作成SQLファイル名
    データベース定義ユティリティの詳細については,マニュアル「スケーラブルデータベースサーバ HiRDB コマンドリファレンス」を参照してください。