Groupmax World Wide Web Desktop Version 6 システム管理者ガイド
メール,記事の添付ファイルに関する設定について説明します。この項で説明する項目を表2-10に示します。
表2-10 メール,記事の添付ファイルに関する設定
項番 内容 ファイル名 シンボル名 (1) 添付ファイルサイズの表示単位の指定 config gml_attachfile_unit (2) 添付ファイルブラウズボタンのデフォルト表示数の指定 config gml_attach_input_num (3) 添付ファイル名の1バイトコードの文字変換方式の指定 config gml_fname_encode_char_mode (4) 添付ファイル名の2バイトコードの文字変換方式の指定 config gml_fname_encode_dwchar_mode (5) 添付ファイル名の1バイトコードの変換対象文字の指定 config gml_fname_encode_char (6) 添付ファイル名の2バイトコードの変換対象文字の指定 config gml_fname_encode_dwchar
- <この項の構成>
- (1) 添付ファイルサイズの表示単位の指定
- (2) 添付ファイルブラウズボタンのデフォルト表示数の指定
- (3) 添付ファイル名の1バイトコードの文字変換方式の指定
- (4) 添付ファイル名の2バイトコードの文字変換方式の指定
- (5) 添付ファイル名の1バイトコードの変換対象文字の指定
- (6) 添付ファイル名の2バイトコードの変換対象文字の指定
ファイル名:/groupmax/gmaxwww/schema/gmax/etc/config
シンボル名:gml_attachfile_unit
対応するサービス:メール,掲示板
添付ファイルのサイズの表示単位を指定します。次のどちらかの値を指定してください。表示単位は小文字で指定してください。
なお,次の場合は「kilobyte」が仮定されます。
- 定義項目を省略した場合
- 設定値を省略した場合
- 「kilobyte」,「byte」以外を指定した場合
- kilobyte:
- キロバイト(KB)単位で表示します。
- byte:
- バイト(Bytes)単位で表示します。
- (例)
- gml_attachfile_unit=kilobyte
ファイル名:/groupmax/gmaxwww/schema/gmax/etc/config
シンボル名:gml_attach_input_num
対応するサービス:メール,掲示板
メール作成,及び記事作成時の添付ファイルブラウズボタンのデフォルト表示数を指定します。1〜24の範囲の値を指定してください。
なお,次の場合は「7」が仮定されます。
- 定義項目を省略した場合
- 設定値を省略した場合
- 1〜24の範囲以外を指定した場合
- 数値以外を指定した場合
- (例)
- gml_attach_input_num=7
ファイル名:/groupmax/gmaxwww/schema/gmax/etc/config
シンボル名:gml_fname_encode_char_mode
対応するサービス:メール,掲示板
添付ファイル,及びローカル宛先ファイルのダウンロード時,[名前を付けて保存]ダイアログに初期表示するファイル名で1バイトコードの文字変換方式を指定します。次の値のどれかを指定してください。値は大文字で指定してください。
なお,次の場合は「ENCODE_TO_HEX」が仮定されます。
- 定義項目を省略した場合
- 設定値を省略した場合
- 「NOT_ENCODE」,「ENCODE_TO_HEX」,「ENCODE_TO_UNDERBAR」以外を指定した場合
- NOT_ENCODE:
- 変換対象文字を変換しないでそのまま出力します。
- ENCODE_TO_HEX:
- 変換対象文字を「%nn」に変換して出力します(nnは変換対象文字の16進コードです)。
- ENCODE_TO_UNDERBAR:
- 変換対象文字を半角のアンダーバーに変換して出力します。
また,変換対象文字については,「(5) 添付ファイル名の1バイトコードの変換対象文字の指定」を参照してください。
- (例)
- gml_fname_encode_char_mode=ENCODE_TO_HEX
- 注意事項
- 使用するブラウザによっては,変換方式を指定すると0x5C,0x7Cの文字コードの文字をファイル名に使用したファイルを,ダウンロードできます。
- ただし,変換することで正しいファイル名でのダウンロードができないため,正しいファイル名を再入力してください。
ファイル名:/groupmax/gmaxwww/schema/gmax/etc/config
シンボル名:gml_fname_encode_dwchar_mode
対応するサービス:メール,掲示板
添付ファイル,及びローカル宛先ファイルのダウンロード時,[名前を付けて保存]ダイアログに初期表示するファイル名で2バイトコードの文字変換方式を指定します。
次の値のどれかを指定してください。値は大文字で指定してください。
なお,次の場合は「ENCODE_TO_HEX」が仮定されます。
- 定義項目を省略した場合
- 設定値を省略した場合
- 「NOT_ENCODE」,「ENCODE_TO_HEX」,「ENCODE_TO_UNDERBAR」以外を指定した場合
- NOT_ENCODE:
- 変換対象文字を変換しないでそのまま出力します。
- ENCODE_TO_HEX:
- 変換対象文字を「%mm%nn」に変換して出力します。
- mmは,変換対象文字1バイト目の16進コードです。
- nnは,変換対象文字2バイト目の16進コードです。
- ENCODE_TO_UNDERBAR:
- 変換対象文字を全角のアンダーバーに変換して出力します。
また,変換対象文字については,「(6) 添付ファイル名の2バイトコードの変換対象文字の指定」を参照してください。
- (例)
- gml_fname_encode_dwchar_mode=ENCODE_TO_HEX
- 注意事項
- 使用するブラウザによっては,変換方式を指定すると0x5C,0x7Cの文字コードの文字をファイル名に使用したファイルを,ダウンロードができます。
- ただし,変換することで正しいファイル名でのダウンロードができないため,正しいファイル名を再入力してください。
ファイル名:/groupmax/gmaxwww/schema/gmax/etc/config
シンボル名:gml_fname_encode_char
対応するサービス:メール,掲示板
添付ファイル,及びローカル宛先ファイルのダウンロード時,[名前を付けて保存]ダイアログに初期表示するファイル名で変換する1バイト文字コードを指定します。
- 値は16進コードで00〜FFの範囲で指定してください。指定できる文字の最大個数は256です。
- 値は大文字で指定してください。
- 複数の文字を指定する場合は,「,」(コンマ)で区切ってください。
- 定義項目を省略した場合,設定値を省略した場合,又は指定が誤っていた場合は,次の指定をしたときと同じ動作をします。
- 半角スペース(16進コード:20)
- 「#(シャープ)」(16進コード:23)
- 「%(パーセント)」(16進コード:25)
1バイトコードの文字変換方式については,「(3) 添付ファイル名の1バイトコードの文字変換方式の指定」を参照してください。
- (例)
- gml_fname_encode_char=20,23,25
ファイル名:/groupmax/gmaxwww/schema/gmax/etc/config
シンボル名:gml_fname_encode_dwchar
対応するサービス:メール,掲示板
添付ファイル,及びローカル宛先ファイルのダウンロード時,[名前を付けて保存]ダイアログに初期表示するファイル名で変換する2バイト文字コードを指定します。
- 値は16進コードで00〜FF,及び0000〜FFFFの範囲で指定してください。なお,通常は4桁で指定してください(例えば「8140」と4桁で指定します)。2桁で指定した場合は,指定した2桁の文字コードを2バイト目に含む,すべての文字が対象となります。
- (例)
- 「5C」と2桁で指定した場合は,「895C」,「8C5C」など,2バイト目が「5C」となるすべての文字を対象とします。
- 指定できる文字の最大個数は256個です。
なお,指定する文字コードの個数が多い場合でも,途中で改行を入れないでください。
- 値は大文字で指定してください。
- 複数の文字を指定する場合は,「,」(コンマ)で区切ってください。
- 定義項目を省略した場合,設定値を省略した場合,又は指定が誤っていた場合は,全角スペース,「0x5C」,及び「0x7C」を含む2バイト文字コードを変換したファイル名が仮定されます。
2バイトコードの文字変換方式については,「(4) 添付ファイル名の2バイトコードの文字変換方式の指定」を参照してください。
- (例)
- gml_fname_encode_dwchar=8140,5C,7C
All Rights Reserved. Copyright (C) 2001, 2003, Hitachi, Ltd.