Groupmax Mail - SMTP Version 6 運用ガイド
Mail - SMTPがエラーメールを返信する場合に,エラーメールの返信先としてエンベロープ送信者を選択することができます。次の手順で設定してください。
- <この項の構成>
- (1) Sendmailの設定
- (2) Mail - SMTPの設定
(1) Sendmailの設定
Sendmailから,エンベロープ送信者を取得するために,mhs_mailerの起動ルールを変更する必要があります。「付録H Sendmailの設定手順」を参照してください。
(2) Mail - SMTPの設定
- smtpmngコマンドを起動します。
- 運用管理サブコマンド一覧から「edit_option(eo):オプションの設定変更」を選択します。
- 表示されたメニューから「エラーメール返信先アドレスの優先順位(error_mail_to)」を選択します。
- 表示されたメニューから「デフォルト値に戻す」を選択します。
- エラーメールの返信先について,デフォルトの優先順位が表示されます。
- 「設定しますか?(Yes/No)」の確認メッセージが表示されますので,「y」を選択します。
- 設定値を保存してsmtpmngコマンドを終了します。
上記は,デフォルトの設定をすることによってエンベロープ送信者を,エラーメールの返信先として一番目に使用するよう設定しています。2番目以降の優先順を変更したい場合,4.の手順で「エラーメール返信先の設定・変更」を選択すると,任意の優先順を指定することができます。設定内容については,「2.3.6 edit_option(3)」を参照してください。
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