2.4.1 前提製品のインストール(Windowsの場合)
JP1/IMでシステムの監視を始める前に,マネージャーとするホストおよびエージェントとするホストに,JP1/Baseをインストールする必要があります。ここでは,JP1/Baseの新規インストール手順について説明します。
- 〈この項の構成〉
(1) JP1/Baseをインストールする(Windowsの場合)
JP1/IMで監視するシステム内で,マネージャーとするホストおよびエージェントとするホストにJP1/Baseを新規インストールします。
前提条件
次の条件を満たす必要があります。
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インストールを実施するホストのOSがJP1/Baseの前提OSである。
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インストールを実施するOSユーザーがAdministrators権限を所有している。
操作手順
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JP1/Baseの提供媒体をドライブに入れます。
起動したインストーラーの指示に従ってインストールを進めてください。インストール時には,次の項目を設定します。
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ユーザー情報
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インストール先フォルダ
インストール先フォルダの初期設定は次のとおりです。
x86環境の場合:
システムドライブ:\Program Files\Hitachi\JP1Base
x64環境の場合:
システムドライブ:\Program Files (x86)\Hitachi\JP1Base
x64環境の場合,システムドライブ:\Program Files\配下にはインストールしないでください。64ビットモジュールとの混在によって,動作上問題が発生するおそれがあります。また,ほかの製品のインストール先フォルダと同じフォルダにインストールしないでください。
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自動セットアップ処理
[セットアップ処理を行う]をチェックすると,自動で初期設定がされ,インストール完了後すぐに運用できる状態になります。インストールするホストのOSユーザー名とそのパスワードの入力画面が表示されるため,OSユーザー名とパスワードを入力してください。入力したOSユーザー名とパスワードは,初期設定で登録されるJP1ユーザー(jp1admin)とのユーザーマッピングで使用されます。ユーザーマッピングの詳細については,「3.2.1 ユーザーマッピングの設定」を参照してください。
なお,このマニュアルでは特に断り書きがない場合,自動セットアップで設定したものとして説明します。
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再起動を要求された場合は,Windowsを再起動します。