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JP1 Version 12 統合管理 基本ガイド


3.2.1 ユーザーマッピングの設定

システム内の各ホストに対してセントラルコンソールでコマンドを実行するには,JP1ユーザーとホスト上のOSユーザーを,JP1/Baseのユーザーマッピングで対応づける必要があります。この設定は,コマンド実行先の各ホストで必要です。このマニュアルでは,「2.1 基本的な構成のシステムとは」で示した基本的な構成のシステムのホストAに対してユーザーマッピングを設定する方法を説明します。GUIを使用する方法と,コマンドを使用する方法のどちらかを実施してください。

〈この項の構成〉

(1) GUIでユーザーマッピングを実施する(Windows限定)

JP1ユーザーがセントラルコンソールでシステム内の各ホストに対してコマンドを実行するため,JP1/BaseのGUIでユーザーマッピングを実施します。このマニュアルでは,JP1ユーザー「jp1admin」とOSユーザー「eigyouA」をユーザーマッピングする手順を説明します。

前提条件

次の条件を満たす必要があります。

操作手順

  1. Windowsスタートメニューから[すべてのプログラム]−[JP1_Base]−[JP1_Base Setup]を選択して,[JP1/Base環境設定]ダイアログボックスを表示します。

  2. 次の図に従ってユーザーマッピングを実施します。

    [図データ]

関連項目

(2) コマンドでユーザーマッピングを実施する(Windows,Linux共通)

システム内の各ホストに対してセントラルコンソールでコマンドを実行するために,jbssetumapコマンドでユーザーマッピングを実施する手順を説明します。このマニュアルでは,JP1ユーザー「jp1admin」とOSユーザー「eigyouA」をユーザーマッピングする手順を説明します。

前提条件

次の条件を満たす必要があります。

操作手順

  1. ホストA(hostA)で次のjbssetumapコマンドを実行して,ユーザーマッピングを実施します。

    • Windowsの場合:

      "Baseパス\bin\jbssetumap" -u jp1admin -sha -o eigyouA

    • Linuxの場合:

      /opt/jp1base/bin/jbssetumap -u jp1admin -sha -o eigyouA

    同様に,各ホストに対してもコマンドを実行してください。

関連項目