7.17.8 jvm.userprf.ThrowableNameEditMethod
例外またはエラーのクラス名が文字数制限32文字を超えた場合の名前の編集方法を指定します。
説明
例外またはエラーのクラス名が32文字を超える場合のクラス名の編集方法を指定します。例外またはエラーのクラス名が32文字以内であれば、このプロパティーの指定に関係なく、すべての文字がトレース情報に出力されます。
- 前提プロパティー
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jvm.userprf.Enable=true
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jvm.userprf.ThrowableName=true
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書式
jvm.userprf.ThrowableNameEditMethod={FRONT_CUT | BACK_CUT | CENTER_CUT}
指定できる値
型:String
- FRONT_CUT
-
例外またはエラーのクラス名の後方32文字が出力されます。なお、文字の先頭には省略を示す「*」が付与されます。
- BACK_CUT
-
例外またはエラーのクラス名の前方32文字が出力されます。なお、文字の末尾には省略を示す「*」が付与されます。
- CENTER_CUT
-
例外またはエラーのクラス名の前方16文字と後方16文字が出力されます。なお、文字の前方16文字と後方16文字の間に、省略を示す「*」が付与されます。
上記以外の文字列を指定した場合、デフォルト値となります。
デフォルト値
- 定義項目の省略
-
jvm.userprf.ThrowableNameEditMethod=FRONT_CUT
- 値の省略
-
jvm.userprf.ThrowableNameEditMethod=FRONT_CUT
記述例
パッケージ名が「com.sample」、クラス名が「Class0123456789012345678901234567890」の例外で終了するとき、例外のクラス名または完全修飾クラス名の前方32文字をトレース情報のオペレーション情報(OPR)に出力する場合の記述例を次に示します。
-Djvm.userprf.ThrowableNameEditMethod=BACK_CUT
jvm.userprf.LogLevelプロパティーの指定によって、トレース情報のオペレーション情報(OPR)には次のように出力されます。
- classを指定した場合
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Class012345678901234567890123456*
- package、methodまたはsignatureを指定した場合
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com.sample.Class0123456789012345*