7.17.6 jvm.userprf.LogLevel
ユーザー拡張性能解析トレースのトレース出力レベルを指定します。
説明
ユーザー拡張性能解析トレースのトレース情報のオプション情報(OPT)に出力する、トレース対象のメソッド名の出力レベルを指定します。
- 前提プロパティー
-
-
jvm.userprf.Enable=true
-
書式
jvm.userprf.LogLevel={class | package | method | signature}
指定できる値
型:String
- class
-
クラス名
- package
-
完全修飾クラス名
- method
-
完全修飾クラス名+メソッド名
- signature
-
完全修飾クラス名+メソッド名+メソッドの引数の型
なお、jvm.userprf.ThrowableNameプロパティーにtrueを指定している場合、このプロパティーの指定によってメソッドの異常出口で、次のようにオペレーション情報(OPR)が出力されます。
-
classを指定した場合:例外またはエラーのクラス名
-
package、methodまたはsignatureを指定した場合:例外またはエラーの完全修飾クラス名
デフォルト値
- 定義項目の省略
-
jvm.userprf.LogLevel=class
- 値の省略
-
jvm.userprf.LogLevel=class
記述例
パッケージ名「com.sample」、クラス名「ClassA」、およびメソッド名「methodA」のトレース情報を、完全修飾クラス名+メソッド名でトレース情報のオプション情報(OPT)に出力する場合の記述例を次に示します。
-Djvm.userprf.LogLevel=method
トレース情報には次のように出力されます。
com.sample.ClassA.methodA