7.11.2 -XX:ExplicitMemoryExcludeClassListFile
明示管理ヒープ機能適用除外設定ファイルのファイルパスを指定します。
説明
明示管理ヒープ機能適用除外クラス指定機能で利用する、明示管理ヒープ機能適用除外設定ファイルのファイルパスを指定します。このファイルに記述されているクラスには、明示管理ヒープ機能が適用されません。
JavaVM起動時に、このオプションに指定したファイルパスのファイルを明示管理ヒープ機能適用除外設定ファイルとして読み込みます。なお、このオプションを省略、または空文字を指定した場合は、デフォルトのファイルパスのファイルを明示管理ヒープ機能適用除外設定ファイルとして読み込みます。
- 前提オプション
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-XX:+HitachiUseExplicitMemory
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-XX:+ExplicitMemoryUseExcludeClass
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- 関連オプション
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-XX:ExplicitMemoryFullGCPolicy
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-XX:+HitachiAutoExplicitMemory
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-XX:ExplicitMemoryNotExcludeClassListFile
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書式
-XX:ExplicitMemoryExcludeClassListFile:文字列
指定できる値
- 文字列
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型:String
JavaVMプロセスのカレントディレクトリーからの相対パス、または絶対パスを指定します。パスはディレクトリー名を含めて指定できます。
なお、指定できる明示管理ヒープ機能適用除外設定ファイルは1つだけです。また、ファイルの文字エンコーディングには、ASCIIコードを使用してください。
デフォルト値
- 定義項目の省略
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-XX:ExplicitMemoryExcludeClassListFile:<空文字>
<空文字>の場合に読み込まれるファイルパスを次に示します。
JDKのインストールディレクトリー\usrconf\exmemexcludeclass.cfg
注意事項
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指定されたファイルがオープンできない、または読み込めない場合は、明示管理ヒープ機能のイベントログにワーニングメッセージを出力し、デフォルトパスにある設定ファイルを読み込みます。デフォルトパスにあるファイルをオープンできない、または読み込めない場合は、明示管理ヒープ機能適用除外クラス指定機能は有効になりません。
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指定されたファイルの記述フォーマットに誤りがある場合は、明示管理ヒープ機能のイベントログにワーニングメッセージを出力して、次の行から構文解析処理を継続します。
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明示管理ヒープ機能適用除外設定ファイルと、明示管理ヒープ機能適用除外無効設定ファイルの両方に、同じのクラス名が記述されていた場合は、明示管理ヒープ機能適用除外無効設定ファイルの指定が優先されます。この場合、そのクラスに対する明示管理ヒープ機能適用除外クラス指定機能は、無効になります。