7.8.5 -XX:[+|-]HitachiOutOfMemorySize
OutOfMemoryError発生時に要求したメモリーのサイズを出力します。
説明
OutOfMemoryError発生時に要求したメモリーのサイズを出力します。
書式
-XX:[+|-]HitachiOutOfMemorySize
指定できる値
型:String
- -XX:+HitachiOutOfMemorySize
-
OutOfMemoryError発生時に、要求したメモリーサイズをバイト単位で出力します。
-XX:+HitachiOutOfMemoryStackTraceオプションが指定されている場合は、このオプションも設定されます。
- -XX:-HitachiOutOfMemorySize
-
OutOfMemoryError発生時に、要求したメモリーサイズを出力しません。
デフォルト値
- 定義項目の省略
-
-XX:-HitachiOutOfMemorySize
出力例
[OOM][Thread: 0x00062fd0]<Tue Dec 2 16:42:39 2003> [java.lang.OutOfMemoryError : requested 1024 bytes. (Java Heap) : 20 threads exist]
注意事項
次の場合、要求したメモリーサイズが取り出せません。
-
Javaのメモリー確保機能を使用してなくて、明示的にOutOfMemoryErrorをスローした(J2SEクラスライブラリーがスローするものを含みます)場合。
- (例)
-
throw new OutOfMemoryError();
-
クラスロード時のverifierがOutOfMemoryErrorを発生させた場合。
[OOM][Thread: 0x00062fd0]<Tue Dec 2 16:42:39 2003> [java.lang.OutOfMemoryError : requested size unknown. (Unknown) : 10 threads exist]