7.8.4 -XX:[+|-]HitachiOutOfMemoryCause
OutOfMemoryError発生時の発生要因種別を出力します。
説明
OutOfMemoryError発生時の発生要因種別を出力するかどうかを指定します。
出力される要因種別を次に示します。
項番 |
要因メッセージ |
説明 |
---|---|---|
1 |
C Heap |
Cヒープ確保時の例外 |
2 |
Java Heap |
Javaヒープ確保時の例外 |
3 |
Meta Space |
Metaspace確保時の例外 |
4 |
Compressed Class Space |
Compressed Class Space確保時の例外 |
5 |
Unknown |
上記例外を特定できない場合 |
6 |
Thread Limit |
スレッド数の上限値設定機能(-XX:HitachiThreadLimitオプション)を指定した場合に、作成したスレッド数が指定した上限値を超えたときの例外 |
書式
-XX:[+|-]HitachiOutOfMemoryCause
指定できる値
型:String
- -XX:+HitachiOutOfMemoryCause
-
OutOfMemoryError発生時に、例外発生要因種別をJavaVMログファイルに出力します。
-XX:+HitachiOutOfMemoryStackTraceオプションが指定されている場合は、このオプションも設定されます。
- -XX:-HitachiOutOfMemoryCause
-
OutOfMemoryError発生時に、例外発生要因種別をJavaVMログファイルに出力しません。
デフォルト値
- 定義項目の省略
-
-XX:-HitachiOutOfMemoryCause
出力例
[OOM][Thread: 0x00062fd0]<Tue Dec 2 16:42:39 2003>[java.lang.OutOfMemoryError :(C Heap) : unable to create thread : 340 threads exist]