7.8.1 -XX:[+|-]HitachiOutOfMemoryAbort
OutOfMemoryError発生時に強制終了する機能の有効または無効を設定します。
説明
次の原因でOutOfMemoryErrorが発生した場合、標準出力にメッセージを出力して強制終了します。
-
Javaヒープ不足の場合
-
Metaspace不足の場合
-
Compressed Class Space不足の場合
-
J2SEクラスライブラリー中でのCヒープ不足の場合
なお、JavaVM処理中にCヒープ不足となった場合には、このオプションの指定に関係なく、強制停止します。
- 強制終了時のJavaVMの終了コード
-
1
書式
-XX:[+|-]HitachiOutOfMemoryAbort
指定できる値
型:String
- -XX:+HitachiOutOfMemoryAbort
-
OutOfMemoryError発生時に強制終了します。
- -XX:-HitachiOutOfMemoryAbort
-
OutOfMemoryError発生時に強制終了しません。
デフォルト値
- 定義項目の省略
-
-XX:-HitachiOutOfMemoryAbort
出力例
java.lang.OutOfMemoryError occurred. JavaVM aborted because of specified -XX:+HitachiOutOfMemoryAbort options.
注意事項
-
-XX:+HitachiOutOfMemoryStackTraceオプションが指定されている場合は、JavaVMログファイルにスタックトレースを出力したあとに終了します。
-
このオプションが指定されている場合、java.io.File.deleteOnExitメソッドやjava.lang.Runtime.addShutdownHookメソッドで登録している、JavaVM終了時の処理は実行されないで強制終了します。