7.3.3 -XX:[+|-]HitachiThreadDumpWithBlockCount
拡張スレッドダンプのスレッド情報に、スレッドが処理をブロックした回数と待ち状態になった回数を出力します。
説明
拡張スレッドダンプのスレッド情報に、スレッドが処理をブロックした回数と待ち状態になった回数を出力するかどうかを指定します。
なお、ハッシュコードは、Javaプログラムを実行しているスレッドに対して出力されます。JavaVMの内部動作用スレッドに対しては出力されません。
- 前提オプション
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-XX:+HitachiThreadDump
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書式
-XX:[+|-]HitachiThreadDumpWithBlockCount
指定できる値
型:String
- -XX:+HitachiThreadDumpWithBlockCount
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拡張スレッドダンプのスレッド情報に、スレッドが処理をブロックした回数と待ち状態になった回数を出力します。
- -XX:-HitachiThreadDumpWithBlockCount
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拡張スレッドダンプのスレッド情報に、スレッドが処理をブロックした回数と待ち状態になった回数を出力しません。
デフォルト値
- 定義項目の省略
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-XX:+HitachiThreadDumpWithBlockCount
注意事項
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環境変数JAVACOREDIRで指定したディレクトリーへの出力に失敗した場合、カレントディレクトリーに出力されます。
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カレントディレクトリーへの出力に失敗した場合、標準エラー出力に出力されます。なお、この場合、スレッドダンプは標準出力に出力されません。
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次に示すオプションの[+|-]指定が「-」の場合、スレッド情報の一部が出力されないのでご注意ください。
オプション名称
出力されない情報
-XX:[+|-]HitachiThreadDumpWithHashCode
ハッシュ値
-XX:[+|-]HitachiThreadDumpWithCpuTime
ユーザー時間、カーネル時間
-XX:[+|-]HitachiThreadDumpWithBlockCount
ブロック回数、待機回数