Hitachi

 Hitachi Application Server V10 定義リファレンスWindows®用)


4.1 Java EE Serverで使用するシステムプロパティーの一覧

Java EE Serverで使用するすべてのシステムプロパティーの概要を説明しています。

ドメイン管理サーバおよびJava EE Serverで使用するシステムプロパティー

システムプロパティー

概要

詳細説明

4.2.1 ASADMIN_LISTENER_PORT

ドメイン管理サーバがインスタンスを管理するためにインスタンスへ接続するHTTPポートまたは HTTPSポートのポート番号の指定

ドメイン管理サーバがインスタンスを管理するためにインスタンスへ接続する HTTP ポートまたは HTTPS ポートのポート番号を指定します。有効な値は1〜65535です。

4.2.2 com.hitachi.software.javaee.util.prf.PRFID

接続先のPRFデーモンのPRF識別子

アプリケーションクライアントの性能解析トレース出力で使用する、PRFデーモンのPRF識別子を指定します。

4.2.3 com.sun.appserv.transaction.nofdsync

トランザクションのステータスファイルの同期を無効に設定

JavaVMオプションにこのシステムプロパティーを設定して、トランザクションのステータスファイルの同期を無効にします。

4.2.4 com.sun.corba.ee.ORBVAAHost

パブリックアドレスのホストの設定

パブリックアドレスのホストを設定します。

4.2.5 com.sun.corba.ee.ORBVAAPort

パブリックアドレスのポートの指定

パブリックアドレスのポートを設定します。

4.2.6 com.sun.enterprise.in-progress-local-transaction.completion-mode

Java EE Serverがシャットダウン時に非XAトランザクションをコミットするかロールバックするかの指定

サーバインスタンスのシャットダウン時に、すべてのデータベースコネクションが切断されます。OracleJDBC では、ドライバーをベースにしたデータベースコネクションが非 XA トランザクションの最中に切断されると、すべての保留中の変更がコミットされます。ほかのデータベースでは、接続が切断された場合、通常、保留中の変更はコミットされないでロールバックされます。

4.2.7 com.sun.jts.dblogging.deletequery

データベースに保存されたトランザクションサービスログを削除する際に使用するSQLの定義

トランザクションマネージャーが、データベースに保存されたトランザクションサービスログを削除する際に使用する SQL を定義します。

4.2.8 com.sun.jts.dblogging.insertquery

トランザクションサービスログを保存する際に使用するSQLの定義

トランザクションマネージャーが、トランザクションサービスログを保存する際に使用する SQL を定義します。

4.2.9 com.sun.jts.dblogging.selectquery

データベースに保存されたトランザクションサービスログを取得する際に使用するSQLの定義

トランザクションマネージャーが、データベースに保存されたトランザクションサービスログを取得する際に使用する SQL を定義します。

4.2.10 com.sun.jts.dblogging.selectservernamequery

データベースに保存されたトランザクションサービスログのサーバ名を取得する際に使用するSQLの定義

トランザクションマネージャーが、データベースに保存されたトランザクションサービスログのサーバ名を取得する際に使用する SQL を定義します。

4.2.11 com.sun.jts.dblogging.use.nontx.connection.for.add

トランザクションを利用しないコネクションを使用したデータベースへのトランザクションサービスログの登録

トランザクションを利用しないコネクションを使用して、データベースにトランザクションサービスログを登録します。

4.2.12 com.sun.xml.ws.spi.db.BindingContextFactory

JAX-WSの製品内部処理で利用するJAXBのバインディングプロバイダーの指定

JAX-WSの製品内部処理で利用するJAXBのバインディングプロバイダーを指定します。

4.2.13 com.sun.xml.ws.transport.http.client.HttpTransportPipe.dump

クライアント側でのJAX-WSのリクエストおよびレスポンスを標準出力する機能の設定

このシステムプロパティーにtrueを設定することで、クライアント側で、JAX-WSのリクエストおよびレスポンスを標準出力する機能を有効にします。

4.2.14 com.sun.xml.ws.transport.http.HttpAdapter.dump

サーバ側でのJAX-WSのリクエストおよびレスポンスを標準出力する機能の設定

このシステムプロパティーにtrueを設定することで、サーバ側で、JAX-WSのリクエストおよびレスポンスを標準出力する機能を有効にします。

4.2.15 eclipselink.security.usedoprivileged

セキュリティーマネージャーを有効にする環境で、JPA利用するための設定

セキュリティーマネージャーを有効にする環境で、javax.persistence.PersistenceのcreateEntityManagerFactoryメソッドを利用するアプリケーションを使用する場合、このプロパティーをtrueに設定する必要があります。

4.2.16 EXTERNAL-ADDR

クラスターインスタンスの作成時のExternal IPアドレスの設定

クラスターインスタンスの作成時に External IP アドレスを設定します。

4.2.17 GMS-BIND-INTERFACE-ADDRESS-cluster-name

GMS-BIND-INTERFACE-ADDRESS-cluster-nameシステムプロパティーの指定

インスタンスがグループ管理サービスによって管理されていて、マルチホームホストを表すノードに存在する場合、GMS-BIND-INTERFACE-ADDRESS-cluster-name システムプロパティーを指定します。

4.2.18 GMS_LISTENER_PORT-cluster-name

クラスターがグループ管理サービスからのメッセージをリッスンするポート番号の定義

クラスターがグループ管理サービスからのメッセージをリッスンするポート番号を定義します。

4.2.19 HTTP_LISTENER_PORT

HTTP リクエストをリッスンするために使用するポート番号の指定

HTTP リクエストをリッスンするために使用するポート番号を指定します。

4.2.20 HTTP_SSL_LISTENER_PORT

HTTPSリクエストをリッスンするポートのポート番号の指定

HTTPSリクエストをリッスンするのに使用するポートのポート番号を指定します。

4.2.21 IIOP_LISTENER_PORT

IIOP 接続で使われるポートのポート番号の指定

IIOP 接続で使われるポートのポート番号を指定します。

4.2.22 IIOP_SSL_LISTENER_PORT

セキュアIIOP接続で使われるポートのポート番号の指定

セキュア IIOP 接続で使われるポートのポート番号を指定します。

4.2.23 IIOP_SSL_MUTUALAUTH_PORT

クライアント認証を伴うセキュアIIOP接続で使われるポート番号の指定

クライアント認証を伴うセキュア IIOP 接続で使われるポートのポート番号を指定します。

4.2.24 java.security.auth.login.config

ログインモジュールの使用順序と使用条件の指定

ログインモジュールが2つ以上使われる場合、使われる順序とその使用条件を指定します。これは、Java SEが提供するシステムプロパティーです。

4.2.25 java.security.policy

server.policyファイルのロケーションの指定

server.policy ファイルのロケーションを指定します。これは、Java SEが提供するシステムプロパティーです。

4.2.26 JAVA_DEBUGGER_PORT

Java Platform Debugger Architecture (JPDA) デバッガーとの接続に使用されるポート番号の指定

Java Platform Debugger Architecture (JPDA) デバッガーとの接続に使用されるポートのポート番号を指定します。

4.2.27 JMS_PROVIDER_PORT

JMSプロバイダーのポート番号の指定

JMSプロバイダーのポート番号を指定します。

4.2.28 JMX_SYSTEM_CONNECTOR_PORT

JMXコネクターがリッスンするポート番号の指定

JMX コネクターがリッスンするポート番号を指定します。

4.2.29 sun.rmi.dgc.client.gcInterval

定期的に発生するGCの最大間隔の指定

リモートオブジェクトの参照に対して定期的にGCが発生することがあります。このシステムプロパティーでは、定期的に発生するGCの最大間隔を指定します。単位はミリ秒です。sun.rmi.dgc.server.gcIntervalもあわせて指定する必要があります。

4.2.30 sun.rmi.dgc.server.gcInterval

定期的に発生するGCの最大間隔の指定

リモートオブジェクトの参照に対して定期的にGCが発生することがあります。このシステムプロパティーでは、定期的に発生するGCの最大間隔を指定します。単位はミリ秒です。sun.rmi.dgc.client.gcIntervalもあわせて指定する必要があります。

アプリケーションクライアントで使用するシステムプロパティー

システムプロパティー

概要

詳細説明

4.3.1 org.glassfish.appclient.acc.maxLoginRetries

許容されるログインのリトライ回数の決定

許容されるログインのリトライ回数を決定します。