4.2.29 sun.rmi.dgc.client.gcInterval
リモートオブジェクトの参照に対して定期的にGCが発生することがあります。このシステムプロパティーでは、定期的に発生するGCの最大間隔を指定します。単位はミリ秒です。sun.rmi.dgc.server.gcIntervalもあわせて指定する必要があります。sun.rmi.dgc.server.gcIntervalを同時に指定しない場合、FullGCが意図しないタイミングで発生するおそれがあります。
説明
リモートオブジェクトの参照に対して定期的にGCが発生することがあります。このシステムプロパティーでは、定期的に発生するGCの最大間隔を指定します。単位はミリ秒です。sun.rmi.dgc.server.gcIntervalもあわせて指定する必要があります。sun.rmi.dgc.server.gcIntervalを同時に指定しない場合、FullGCが意図しないタイミングで発生するおそれがあります。
サーバインスタンスでのsun.rmi.dgc.server.gcIntervalと、sun.rmi.dgc.client.gcIntervalの初期値は、1日(86400000ミリ秒)です。これらのシステムプロパティーでFullGCの発生間隔を広げてもGC発生回数が削減されない場合、Javaヒープが不足していることがあります。この場合は、Javaヒープのチューニングを実施することで改善することがあります。
指定できる値
型:Integer
1〜9223372036854775806
初期値
86400000
デフォルト値
- 定義項目の省略
-
3600000
記述例
asadmin> create-system-properties --target instance1 sun.rmi.dgc.client.gcInterval=43200000
注意事項
Java EEサーバで使用するシステムプロパティーです。