2.23.5 set-batch-runtime-configuration
バッチランタイムの設定
書式
asadmin [asadmin-options] set-batch-runtime-configuration [--help] [--target target] [--datasourcelookupname datasource-lookup-name] [--executorservicelookupname executor-service-lookup-name]
格納先
Application Serverインストールディレクトリー/javaee/glassfish/bin
機能
set-batch-runtime-configurationサブコマンドは、バッチランタイムを設定します。ランタイムはデータソースとManagedExecutorServiceを使用してバッチジョブを実行します。バッチランタイムの構成データは domain.xmlファイルのconfig要素に格納されます。
前提条件
ドメイン管理サーバは、稼働状態である必要があります。
ファイル
バッチランタイムの構成データはdomain.xmlファイルのconfig要素に格納されます。
引数
- --help | -?
-
このサブコマンドのヘルプテキストを表示します。
- --target target
-
設定するバッチランタイムの対象を指定します。
型:String
指定できる値を次に示します。
-
server
ドメイン管理サーバを対象とします。serverはドメイン管理サーバの名称です。
-
cluster_name
指定した名称のクラスターを対象とします。
-
instance_name
指定した名称のサーバインスタンスを対象とします。
デフォルト値:server
-
- {--datasourcelookupname | -d} datasource-lookup-name
-
ジョブ情報の格納に使用されるデータソースのJNDIルックアップ名を指定します。
データソースを変更する必要がある場合、ドメインを停止してから再起動し、ジョブが起動または再起動される前に変更します。なお、データソースを変更すると、以前のデータソースに格納されていた情報にはアクセスできなくなります。
型:String
指定できる値を次に示します。
-
JNDIルックアップ名
デフォルト値:jdbc/__BatchPool
-
- {--executorservicelookupname | -x} executor-service-lookup-name
-
ジョブにスレッドを提供するために使用されるManagedExecutorServiceのJNDIルックアップ名を指定します。
型:String
指定できる値を次に示します。
-
ManagedExecutorServiceのJNDIルックアップ名
デフォルト値:concurrent/__defaultManagedExecutorService
-
使用例
次の例では、concurrent/myExecutorという名称の既存のManagedExecutorServiceを使用するために、instance1という名称のサーバインスタンスのバッチランタイムを設定します。
asadmin set-batch-runtime-configuration --target instance1 --executorservicelookupname concurrent/myExecutor
戻り値
戻り値 |
説明 |
---|---|
0 |
サブコマンドの実行に成功しました。 |
1 |
サブコマンドの実行中にエラーが発生しました。 |