2.23.4 list-batch-runtime-configuration
バッチ実行時の構成の表示
書式
asadmin [asadmin-options] list-batch-runtime-configuration [--help] [--target target] [--output output] [--header={false|true}]
格納先
Application Serverインストールディレクトリー/javaee/glassfish/bin
機能
list-batch-runtime-configurationサブコマンドは、バッチ実行時の構成を表示します。バッチ実行時の構成データはdomain.xmlファイルのconfig要素に格納されます。
前提条件
ドメイン管理サーバは、稼働状態である必要があります。
ファイル
バッチ実行時の構成データはdomain.xmlファイルのconfig要素に格納されます。
引数
- --help | -?
-
このサブコマンドのヘルプテキストを表示します。
- --target target
-
一覧表示するバッチ実行時の構成の対象を指定します。
型:String
指定できる値を次に示します。
-
server
ドメイン管理サーバを対象とします。serverはドメイン管理サーバの名称です。
-
cluster_name
指定した名称のクラスターを対象とします。
-
instance_name
指定した名称のサーバインスタンスを対象とします。
デフォルト値:server
-
- --output output | -o output
-
バッチ実行時の構成に関する特定の情報を表示します。
表示する詳細とその順序を指定するには、コンマ区切りのリストを使用します。値では大文字と小文字が区別されません。
型:String
指定できる値を次に示します。
-
datasourcelookupname
ジョブ情報の格納に使用されるデータソースのJNDIルックアップ名です。デフォルトでは、バッチ実行時はデフォルトのデータソースjdbc/__BatchPoolが使用されます。
-
executorservicelookupname
ジョブへのスレッドの提供に使用される管理対象のManagedExecutorServiceのJNDIルックアップ名です。デフォルトでは、バッチ実行時はデフォルトの管理対象のManagedExecutorServiceのconcurrent/__defaultManagedExecutorServiceが使用されます。
デフォルト値:datasourcelookupname、executorservicelookupname
-
- --header={false|true} | -h={false|true}
-
--longオプションを使用したときに列ヘッダーを表示するかどうかを指定します。ヘッダーを表示しないようにするには、--headerオプションにfalseを設定します。
型:Boolean
指定できる値を次に示します。
-
true
-
false
デフォルト値:true
-
使用例
次の例では、instance1という名称のサーバインスタンスについて、バッチ実行時の構成を一覧表示します。
asadmin list-batch-runtime-configuration --target instance1
戻り値
戻り値 |
説明 |
---|---|
0 |
サブコマンドの実行に成功しました。 |
1 |
サブコマンドの実行中にエラーが発生しました。 |