2.23.2 list-batch-job-steps
バッチジョブの実行ステップの一覧表示
書式
asadmin [asadmin-options] list-batch-job-steps [--help] [--long={false|true}] [--target target] [--output output] [--header={false|true}] execution_id
格納先
Application Serverインストールディレクトリー/javaee/glassfish/bin
機能
list-batch-job-stepsサブコマンドは、特定のバッチジョブの実行ステップを一覧表示します。
前提条件
ドメイン管理サーバは、稼働状態である必要があります。
引数
- --help | -?
-
このサブコマンドのヘルプテキストを表示します。
- --target target
-
一覧表示するバッチジョブ実行ステップの対象を指定します。
型:String
指定できる値を次に示します。
-
server
ドメイン管理サーバを対象とします。serverはドメイン管理サーバの名称です。
-
cluster_name
指定した名称のクラスターを対象とします。
-
instance_name
指定した名称のサーバインスタンスを対象とします。
デフォルト値:server
-
- --long={false|true} | -l={false|true}
-
バッチジョブの実行ステップの詳細情報を表示します。
型:Boolean
指定できる値を次に示します。
-
true
-
false
デフォルト値:false
-
- --output output | -o output
-
バッチジョブの実行ステップに関する特定の情報を表示します。表示する詳細とその順序を指定するには、コンマ区切りのリストを使用します。値では大文字と小文字が区別されません。
型:String
指定できる値を次に示します。
-
stepname
ステップの名称を表示します。
-
stepid
ステップIDを表示します。
-
starttime
ステップの開始時間を表示します。
-
endtime
ステップの終了時間を表示します。
-
batchstatus
バッチ実行時に設定されたステップの状態を表示します。
-
exitstatus
ジョブのジョブXMLまたはバッチアプリケーションによって設定されたジョブの実行状態を表示します。デフォルトでは、exitstatusが明示的にオーバーライドされないかぎり、exitstatusおよびbatchstatusは同じです。
デフォルト値:表示できるすべてのヘッダーのサブセット
-
- --header={false|true} | -h={false|true}
-
--longオプションを使用したときに列ヘッダーを表示するかどうかを指定します。ヘッダーを表示しないようにするには、--headerオプションにfalseを設定します。
型:Boolean
指定できる値を次に示します。
-
true
-
false
デフォルト値:true
-
- execution_id
-
バッチジョブのステップおよび詳細を一覧表示する実行IDを指定します。
型:Integer
指定できる値を次に示します。
-
ジョブインスタンスID
デフォルト値:なし
-
使用例
次の例では、バッチジョブの実行ステップおよび実行IDが7のジョブ実行について、特定のステップ詳細を一覧表示します。対象は、instance1という名称のサーバインスタンスです。
asadmin list-batch-job-steps --target instance1 o=stepname,stepid,batchstatus 7
戻り値
戻り値 |
説明 |
---|---|
0 |
サブコマンドの実行に成功しました。 |
1 |
サブコマンドの実行中にエラーが発生しました。 |