2.23.1 list-batch-job-executions
バッチジョブ実行の一覧表示
書式
asadmin [asadmin-options] list-batch-job-executions [--help] [--target target] [--executionid execution-id] [--long={false|true}] [--output output] [--header={false|true}] [instance_ID]
格納先
Application Serverインストールディレクトリー/javaee/glassfish/bin
機能
list-batch-job-executionsサブコマンドは、バッチジョブ実行と実行の詳細情報を一覧表示します。
前提条件
ドメイン管理サーバは、稼働状態である必要があります。
引数
- --help | -?
-
このサブコマンドのヘルプテキストを表示します。
- --target target
-
一覧表示するバッチジョブ実行の対象を指定します。
型:String
指定できる値を次に示します。
-
server
ドメイン管理サーバを対象とします。serverはドメイン管理サーバの名称です。
-
cluster_name
指定した名称のクラスターを対象とします。
-
instance_name
指定した名称のサーバインスタンスを対象とします。
デフォルト値:server
-
- --executionid execution-id | -x execution-id
-
バッチジョブ実行の実行IDを指定します。
型:String
指定できる値を次に示します。
-
ジョブインスタンスID
デフォルト値:なし
-
- --long={false|true} | -l={false|true}
-
バッチジョブ実行に関する詳細情報を表示します。
型:Boolean
指定できる値を次に示します。
-
true
-
false
デフォルト値:false
-
- --output output | -o output
-
バッチジョブ実行の特定の詳細情報を表示します。表示する詳細とその順序を指定するには、コンマ区切りのリストを使用します。値では大文字と小文字が区別されません。
型:String
指定できる値を次に示します。
-
jobname
ジョブの名称を表示します。
-
executionid
バッチジョブ実行に割り当てられたIDを表示します。ジョブが初めて開始したときと既存のジョブ実行が再開されるたびに、新しいジョブ実行が作成されます。
-
starttime
ジョブ実行の開始時間を表示します。
-
endtime
ジョブ実行の終了時間を表示します。
-
batchstatus
バッチ実行時に設定されたジョブの実行状態を表示します。
-
exitstatus
ジョブのジョブXMLまたはバッチアプリケーションによって設定されたジョブの実行状態を表示します。デフォルトでは、exitstatusが明示的にオーバーライドされないかぎり、exitstatusおよびbatchstatusは同じです。
-
jobparameters
バッチ実行時に設定されたジョブ実行のためのプロパティーのキーと値のペア一覧を表示します。
-
stepcount
バッチジョブ実行のステップ数を表示します。
デフォルト値:表示できるすべてのヘッダーのサブセット
-
- --header={false|true} | -h={false|true}
-
--longオプションを使用したときに列ヘッダーを表示するかどうかを指定します。ヘッダーを表示しないようにするには、--headerオプションにfalseを設定します。
型:Boolean
指定できる値を次に示します。
-
true
-
false
デフォルト値:true
-
- instance_ID
-
実行の詳細を一覧表示するジョブインスタンスのIDを指定します。
型:Integer
指定できる値を次に示します。
-
ジョブインスタンスID
デフォルト値:なし
-
使用例
次の例では、instance1という名称のサーバインスタンスに対して実行されたバッチジョブを一覧表示し、特定の詳細情報を表示します。
asadmin list-batch-job-executions --target instance1 -o=jobname,executionid,batchstatus,exitstatus
戻り値
戻り値 |
説明 |
---|---|
0 |
サブコマンドの実行に成功しました。 |
1 |
サブコマンドの実行中にエラーが発生しました。 |