2.20.7 delete-admin-object
管理対象オブジェクトの削除
書式
asadmin [asadmin-options] delete-admin-object [--help] [--target target] jndi_name
格納先
Application Serverインストールディレクトリー/javaee/glassfish/bin
機能
delete-admin-objectサブコマンドは、指定したJNDI名の管理対象オブジェクトを削除します。
このサブコマンドはリモートモードだけサポートします。
前提条件
ドメイン管理サーバは、稼働状態である必要があります。
引数
- --help | -?
-
このサブコマンドのヘルプテキストが表示されます。
- --target target
-
削除する管理対象オブジェクトの対象を指定します。
リソースは常にドメイン全体に対して作成されますが、リソース作成時に--targetオプションを使用して、resource-refが作成された対象だけがアクティブになります。
リソースの削除は、--targetオプションで指定した対象のresource-refだけを削除します。削除の対象としてドメインが指定されない限り、ドメイン全体からそのリソースは削除されません。
型:String
指定できる値を次に示します。
-
server
ドメイン管理サーバを対象とします。serverはドメイン管理サーバの名称です。
-
configuration_name
指定した名称の構成を対象とします。
-
cluster_name
指定した名称のクラスターを対象とします。
-
instance_name
指定した名称のサーバインスタンスを対象とします。
デフォルト値:server
-
- jndi_name
-
管理対象オブジェクトのJNDI名を指定します。
型:String
指定できる値を次に示します。
-
管理対象オブジェクトのJNDI名
デフォルト値:なし
-
使用例
次の例では、instance1という名称のサーバインスタンスから、jdbc/samplequeueという名称の管理対象オブジェクトを削除します。
asadmin delete-admin-object --target instance1 jdbc/samplequeue
戻り値
戻り値 |
説明 |
---|---|
0 |
サブコマンドの実行に成功しました。 |
1 |
サブコマンドの実行中にエラーが発生しました。 |