2.20.5 create-connector-work-security-map
リソースアダプターのワークセキュリティーマップの作成
書式
asadmin [asadmin-options] create-connector-work-security-map [--help] --raname raname [--principalsmap eis-principal1=principal_name1 [,eis-principal2=principal_name2]...| --groupsmap eis-group1=server-group1[,eis-group2=server-group2]...] mapname
格納先
Application Serverインストールディレクトリー/javaee/glassfish/bin
機能
create-connector-work-security-mapサブコマンドは、リソースアダプターEISプリンシパルまたはEISユーザーグループによってサブミットされたワークの呼び出し側識別を、Java EE Serverセキュリティードメインに適しているプリンシパルまたはユーザーグループにマップします。
リソースアダプターには1つ以上のワークセキュリティーマップを関連づけることができます。
コネクターワークセキュリティーマップの構成では、ワイルドカードのアスタリスク(*)を使用して、すべてのユーザーまたはすべてのユーザーグループを示すことができます。
エンタープライズ情報システム(EIS)は、組織のデータを保持するあらゆるシステムです。メインフレーム、メッセージングシステム、データベースシステム、またアプリケーションなどが該当します。
このサブコマンドはリモートモードだけサポートします。
前提条件
ドメイン管理サーバは、稼働状態である必要があります。
引数
- --help | -?
-
このサブコマンドのヘルプテキストを表示します。
- --groupsmap eis-group1=server-group1[,eis-group2=server-group2]...
-
バックエンドEISユーザーグループのJava EE Serverユーザーグループへのマッピングを指定します。
複数のマッピングを指定する場合は、コンマ区切りのリストを使用します。
--principalsmapオプションまたは--groupsmapオプションのどちらかを使用し、両方のオプションは使用しません。
型:String
指定できる値を次に示します。
-
バックエンドEISのマップ名
デフォルト値:なし
-
- --principalsmap eis-principal1=principal_name1[,eis-principal2=principal_name2]...
-
バックエンドEISプリンシパルのJava EE Serverのプリンシパルへのマッピングを指定します。
複数のマッピングを指定する場合は、コンマ区切りのリストを使用します。
--principalsmapオプションまたは--groupsmapオプションのどちらかを使用し、両方のオプションは使用しません。
型:String
指定できる値を次に示します。
-
主体マップ名
デフォルト値:なし
-
- --raname raname
-
リソースアダプターの名称であるリソースアダプターアーカイブ名を指定します。
型:String
指定できる値を次に示します。
-
リソースアダプターアーカイブ名
デフォルト値:なし
-
- mapname
-
作成するワークセキュリティーマップの名称を指定します。
型:String
指定できる値を次に示します。
-
マップ名
デフォルト値:なし
-
使用例
次の例では、コネクターワークセキュリティーマップを作成します。
asadmin create-connector-work-security-map --raname my-resource-adapter --principalsmap eis-principal-1=server-principal-1,eis-principal-2 =server-principal-2,eis-principal-3=server-principal-1 workSecurityMap1
戻り値
戻り値 |
説明 |
---|---|
0 |
サブコマンドの実行に成功しました。 |
1 |
サブコマンドの実行中にエラーが発生しました。 |