2.18.2 create-jndi-resource
JNDIリソースの登録
書式
asadmin [asadmin-options] create-jndi-resource [--help] [--target target] --restype restype --factoryclass factoryclass --jndilookupname jndilookupname [--enabled={true|false}] [--description description] jndi-name
格納先
Application Serverインストールディレクトリー/javaee/glassfish/bin
機能
create-jndi-resourceサブコマンドでは JNDI リソースを登録します。
このサブコマンドはリモートモードだけサポートします。
前提条件
ドメイン管理サーバは、稼働状態である必要があります。
引数
- --help | -?
-
このサブコマンドのヘルプテキストを表示します。
- --target target
-
作成するJNDIリソースの対象を指定します。
リソースは常にドメイン全体に対して作成されますが、リソースのresource-refは指定した対象に対してだけ作成されるため、リソースがドメインで定義されても、リソースは指定した対象だけで使用できるようになります。複数の対象でリソースを参照する場合は、create-resource-refサブコマンドを使用します。
型:String
指定できる値を次に示します。
-
server
ドメイン管理サーバを対象とします。serverはドメイン管理サーバの名称です。
-
domain
ドメインを対象とします。
-
cluster_name
指定した名称のクラスターを対象とします。
-
instance_name
指定した名称のサーバインスタンスを対象とします。
デフォルト値:server
-
- --restype restype
-
JNDIリソースのタイプを指定します。
型:String
指定できる値を次に示します。
-
topic
-
queue
デフォルト値:なし
-
- --factoryclass factoryclass
-
このJNDIリソースを作成するクラスを指定します。
型:String
指定できる値を次に示します。
-
javax.naming.spi.InitialContextFactoryインターフェースを実装するクラスの名称
デフォルト値:なし
-
- --jndilookupname jndilookupname
-
外部コンテナーが使用するルックアップ名を指定します。
型:String
指定できる値を次に示します。
-
JNDIルックアップ名
デフォルト値:なし
-
- --enabled={true|false}
-
リソースが実行時に有効であるかどうかを指定します。
型:Boolean
指定できる値を次に示します。
-
true
-
false
デフォルト値:true
-
- --description description
-
JNDIリソースに関する詳細情報を表すテキストを指定します。
型:String
指定できる値を次に示します。
-
テキストでの説明
デフォルト値:なし
-
- jndi-name
-
作成対象であるJNDIリソースの一意の名称を指定します。
型:String
指定できる値を次に示します。
-
JNDI名
デフォルト値:なし
-
使用例
次の例では、instance1という名称のサーバインスタンスに、my-jndi-resourceという名称のJNDIリソースを作成します。
asadmin create-jndi-resource --target instance1 --restype com.example.jndi.MyResourceType --factoryclass com.example.jndi.MyInitialContextFactoryClass --jndilookupname remote-jndi-name --description "sample JNDI resource" my-jndi-resource
戻り値
戻り値 |
説明 |
---|---|
0 |
サブコマンドの実行に成功しました。 |
1 |
サブコマンドの実行中にエラーが発生しました。 |