2.12.7 remove-library
1つ以上のライブラリーJARファイルのJava EE Serverからの除去
書式
asadmin [asadmin-options] remove-library [--help] [--type={common|ext|app}] library-name [library-name ...]
格納先
Application Serverインストールディレクトリー/javaee/glassfish/bin
機能
remove-libraryサブコマンドは、1つ以上のライブラリーJARファイルをJava EE Serverから除去します。Commonクラスローダーディレクトリー、Javaオプションパッケージディレクトリー、またはアプリケーション固有のクラスローダーディレクトリーからライブラリーを除去するかどうかを指定できます。
このサブコマンドはリモートモードだけサポートします。
ライブラリーのアーカイブがドメイン管理サーバから除去されます。共通ライブラリーおよび拡張ライブラリーの場合、サーバ実行時にライブラリーの除去が反映されるようにドメイン管理サーバを再起動する必要があります。ほかのサーバインスタンスからライブラリーを除去するには、そのインスタンスを再起動してドメイン管理サーバと同期させます。
前提条件
-
ドメイン管理サーバは、稼働状態である必要があります。
-
ライブラリーがすでにJava EE Serverに追加されている必要があります。
ファイル
-
commonタイプの場合
Commonクラスローダーディレクトリーdomain-dir/libからライブラリーファイルを除去します。
-
extタイプの場合
Javaオプションパッケージディレクトリーdomain-dir/lib/extからライブラリーファイルを除去します。
-
appタイプの場合
アプリケーション固有のクラスローダーディレクトリーdomain-dir/lib/applibsからライブラリーファイルを除去します。
上記のディレクトリーのうち、指定されたライブラリーJARファイルがドメイン管理サーバから削除されます。
引数
- --help | -?
-
このサブコマンドのヘルプテキストを表示します。
- --type={common|ext|app}
-
ライブラリータイプと、ライブラリーの除去元であるJava EE Serverのディレクトリーを指定します。
型:String
指定できる値を次に示します。
-
common
Commonクラスローダーディレクトリーdomain-dir/libからライブラリーファイルを除去します。
-
ext
Javaオプションパッケージディレクトリーdomain-dir/lib/extからライブラリーファイルを除去します。
-
app
アプリケーション固有のクラスローダーディレクトリーdomain-dir/lib/applibsからライブラリーファイルを除去します。
デフォルト値:common
-
- library_name
-
除去するライブラリーを含むJARファイルの名称を指定します。
型:String
指定できる値を次に示します。
-
アーカイブの名称
デフォルト値:なし
-
使用例
次の例では、 アーカイブファイルmylib.jar内のライブラリーを、デフォルトのサーバインスタンス上にある、アプリケーション固有のクラスローダーディレクトリーから除去します。
asadmin remove-library --type app mylib.jar
戻り値
戻り値 |
説明 |
---|---|
0 |
サブコマンドの実行に成功しました。 |
1 |
サブコマンドの実行中にエラーが発生しました。 |