2.9.5 create-password-alias
パスワードエイリアスの作成
書式
asadmin [asadmin-options] create-password-alias [--help] aliasname
格納先
Application Serverインストールディレクトリー/javaee/glassfish/bin
機能
create-password-aliasサブコマンドは、パスワードに対するエイリアスを作成します。
エイリアスは、${ALIAS=aliasname}という形式で指定します。エイリアス名に対応するパスワードは暗号化されて格納されます。
このサブコマンドは対話形式でも非対話形式でも実行できます。
-
対話形式で実行すると、エイリアスパスワードの入力と確認入力が要求されます。
-
非対話形式で実行すると、asadminユーティリティーの--passwordfileオプションで渡されるファイルからエイリアスパスワードをコマンドが読み込みます。このファイルには、AS_ADMIN_ALIASPASSWORD=alias-passwordという形式のエントリーが必要です(alias-passwordはエイリアスパスワード)。このサブコマンドの非対話形式は、スクリプトでの使用が適しています。
このサブコマンドはリモートモードだけサポートします。
前提条件
ドメイン管理サーバは、稼働状態である必要があります。
ファイル
--passwordfileオプションで渡されるファイルからエイリアスパスワードをサブコマンドが読み込みます。このファイルには、AS_ADMIN_ALIASPASSWORD=alias-passwordという形式のエントリーが必要です(alias-passwordはエイリアスパスワード)。
引数
- --help | -?
-
このサブコマンドのヘルプテキストを表示します。
- aliasname
-
パスワードエイリアスの名称を指定します。
型:String
指定できる値を次に示します。
-
パスワード
デフォルト値:なし
-
使用例
次の例では、パスワードエイリアスを対話形式で作成します。
asadmin create-password-alias jmspassword-alias
戻り値
戻り値 |
説明 |
---|---|
0 |
サブコマンドの実行に成功しました。 |
1 |
サブコマンドの実行中にエラーが発生しました。 |
注意事項
-
作成したパスワードエイリアスを適用するには、ドメイン管理サーバを再起動する必要があります。