2.5.1 create-node-config
リモート通信が有効化されていないノードの作成
書式
asadmin [asadmin-options] create-node-config [--help] [--nodehost node-host] [--installdir as-install-parent] [--nodedir node-dir] node-name
格納先
Application Serverインストールディレクトリー/javaee/glassfish/bin
機能
create-node-configサブコマンドは、リモート通信が有効化されていないノードを作成します。
このサブコマンドでノードを作成する場合、SSHが設定されている必要がありません。
ノードはApplication Serverがインストールされたホストを表します。
サーバインスタンスが存在するホストすべてに対してノードが存在する必要があります。
リモート通信が有効化されていないノードのインスタンスの管理は、すべてそのノードが表すホスト上で行われる必要があります。
リモートホストのドメイン管理サーバはノードにアクセスできません。
このサブコマンドはリモートモードだけサポートします。
前提条件
ドメイン管理サーバは、稼働状態である必要があります。
サーバインスタンスがある、すべてのホストにノードが存在する必要があります。
引数
- --help | -?
-
このサブコマンドのヘルプテキストを表示します。
- --nodehost node-host
-
ノードが表すホスト名を指定します。このオプションが省略されると、ノードに対するホストが指定されないことになります。
型:String
指定できる値を次に示します。
-
ホスト名
デフォルト値:なし
-
- --installdir as-install-parent
-
Application Serverインストールディレクトリー/javaeeの絶対パスを指定します。このオプションが省略されると、ノードに対してApplication Serverインストールディレクトリー/javaeeが指定されないことになります。
型:String
指定できる値を次に示します。
-
Application Serverインストールディレクトリー/javaeeの絶対パス
デフォルト値:なし
-
- --nodedir node-dir
-
ノードに作成されたサーバインスタンスを含むディレクトリーのパスを指定します。相対パスが指定されると、パスはインストール時のディレクトリーからの相対になります。このオプションが省略されると、ノードに対してインスタンスのディレクトリーが指定されないことになります。
型:String
指定できる値を次に示します。
-
ノードが存在するディレクトリーのファイルパス
デフォルト値:なし
-
- node-name
-
ノード名を指定します。
型:String
指定できる値を次に示します。
-
ノード名
名称は、次の条件を満たす必要があります。
ASCII文字だけで構成する。
文字、数字、またはアンダースコアで開始する必要があります。
次の文字だけを使用すること。
-
小文字
-
大文字
-
数字
-
ハイフン
-
ピリオド
-
アンダースコア
マシン内で一意である必要があり、同一マシン上に作成されている別のノード名、クラスター名、指定されたJavaEEサーバの構成名、またはサーバインスタンスの名称と重複できません。
domain、server、またはJava EE Serverが予約したその他のキーワードは使用できません。
デフォルト値:なし
-
使用例
次の例では、ノードを作成します。
asadmin create-node-config --nodehost sj03.example.com sj03
戻り値
戻り値 |
説明 |
---|---|
0 |
サブコマンドの実行に成功しました。 |
1 |
サブコマンドの実行中にエラーが発生しました。 |