2.2.5 schemagen
スキーマジェネレーターの起動
書式
schemagen [OPTION]... <java files> OPTION: [-d path] [-cp path] [-classpath path] [-episode file] [-version] [-help]
格納先
Application Serverインストールディレクトリー/javaee/glassfish/bin
機能
schemagenコマンドは、Javaソースファイルまたはクラスファイルに対してスキーマジェネレーターの処理を実行します。
現在のスキーマジェネレーターはJavaクラスで参照されている名称空間ごとにスキーマ定義ファイルを作成します。
実行権限
スーパーユーザー
環境変数
Javaソースおよびクラスファイルがほかのクラスを参照する場合、システムのCLASSPATH環境変数でそれらのクラスにアクセスできるか、-classpathオプションまたは-cpオプションを使用してそれらのクラスを指定する必要があります。それ以外の場合、スキーマの作成中にエラーが発生します。
ファイル
Javaソースファイルまたはクラスファイルをこのコマンドで指定します。
スキーマ定義ファイルはこのコマンドによって出力されます。
引数
- -d path
-
プロセッサおよびjavacコマンドで生成したクラスファイルの出力先ディレクトリーを指定します。
型:String
指定できる値を次に示します。
-
生成されたクラスファイルの出力先ディレクトリー
デフォルト値:なし
-
- -cp path | -classpath path
-
ユーザー指定ファイルの場所を指定します。
型:String
指定できる値を次に示します。
-
ユーザー指定ファイルのパス
デフォルト値:なし
-
- -episode file
-
JAXBカスタマイズファイルであるエピソードファイルを生成します。
型:String
指定できる値を次に示します。
-
生成するエピソードファイル名
デフォルト値:なし
-
- -version
-
バージョン情報を表示します。
- -help
-
このコマンドのヘルプテキストを表示します。
使用例
次の例では、Foo.java、Bar.javaに対してスキーマジェネレーターの処理を実行します。
schemagen Foo.java Bar.java
戻り値
戻り値 |
説明 |
---|---|
0 |
コマンドの実行に成功しました。 |
1 |
コマンドの実行中にエラーが発生しました。 |