Hitachi

 Hitachi Application Server V10 コマンドリファレンスWindows®用)


2.23.4 list-batch-runtime-configuration

バッチ実行時の構成の表示

書式

asadmin [asadmin-options] list-batch-runtime-configuration [--help]
    [--target target]
    [--output output]
    [--header={false|true}]

格納先

Application Serverインストールディレクトリー/javaee/glassfish/bin

機能

list-batch-runtime-configurationサブコマンドは、バッチ実行時の構成を表示します。バッチ実行時の構成データはdomain.xmlファイルのconfig要素に格納されます。

前提条件

ドメイン管理サーバは、稼働状態である必要があります。

ファイル

バッチ実行時の構成データはdomain.xmlファイルのconfig要素に格納されます。

引数

--help | -?

このサブコマンドのヘルプテキストを表示します。

--target target

一覧表示するバッチ実行時の構成の対象を指定します。

型:String

指定できる値を次に示します。

  • server

    ドメイン管理サーバを対象とします。serverはドメイン管理サーバの名称です。

  • cluster_name

    指定した名称のクラスターを対象とします。

  • instance_name

    指定した名称のサーバインスタンスを対象とします。

デフォルト値:server

--output output | -o output

バッチ実行時の構成に関する特定の情報を表示します。

表示する詳細とその順序を指定するには、コンマ区切りのリストを使用します。値では大文字と小文字が区別されません。

型:String

指定できる値を次に示します。

  • datasourcelookupname

    ジョブ情報の格納に使用されるデータソースのJNDIルックアップ名です。デフォルトでは、バッチ実行時はデフォルトのデータソースjdbc/__BatchPoolが使用されます。

  • executorservicelookupname

    ジョブへのスレッドの提供に使用される管理対象のManagedExecutorServiceのJNDIルックアップ名です。デフォルトでは、バッチ実行時はデフォルトの管理対象のManagedExecutorServiceのconcurrent/__defaultManagedExecutorServiceが使用されます。

デフォルト値:datasourcelookupnameexecutorservicelookupname

--header={false|true} | -h={false|true}

--longオプションを使用したときに列ヘッダーを表示するかどうかを指定します。ヘッダーを表示しないようにするには、--headerオプションにfalseを設定します。

型:Boolean

指定できる値を次に示します。

  • true

  • false

デフォルト値:true

使用例

次の例では、instance1という名称のサーバインスタンスについて、バッチ実行時の構成を一覧表示します。

asadmin list-batch-runtime-configuration --target instance1

戻り値

戻り値

説明

0

サブコマンドの実行に成功しました。

1

サブコマンドの実行中にエラーが発生しました。