Hitachi

 Hitachi Application Server V10 コマンドリファレンスWindows®用)


2.23.3 list-batch-jobs

バッチジョブの一覧表示

書式

asadmin [asadmin-options] list-batch-jobs [--help]
    [--target target]
    [--long={false|true}]
    [--output output]
    [--header={false|true}]
    [job_name]

格納先

Application Serverインストールディレクトリー/javaee/glassfish/bin

機能

list-batch-jobsサブコマンドは、バッチジョブとジョブの詳細を一覧表示します。

前提条件

ドメイン管理サーバは、稼働状態である必要があります。

引数

--help | -?

このサブコマンドのヘルプテキストを表示します。

--target target

一覧表示するバッチジョブの対象を指定します。

型:String

指定できる値を次に示します。

  • server

    ドメイン管理サーバを対象とします。serverはドメイン管理サーバの名称です。

  • cluster_name

    指定した名称のクラスターを対象とします。

  • instance_name

    指定した名称のサーバインスタンスを対象とします。

デフォルト値:server

--long={false|true} | -l={false|true}

バッチジョブに関する詳細情報を表示します。

型:Boolean

指定できる値を次に示します。

  • true

  • false

デフォルト値:false

--output output | -o output

バッチジョブに関する特定の情報を表示します。表示する詳細とその順序を指定するには、コンマ区切りのリストを使用します。値では大文字と小文字が区別されません。

型:String

指定できる値を次に示します。

  • jobname

    ジョブの名称を表示します。

  • appname

    アプリケーションの名称を表示します。

  • instancecount

    ジョブインスタンス数を表示します。

  • instanceid

    ジョブインスタンスに割り当てられたIDを表示します。

  • executionid

    バッチジョブ実行に割り当てられたIDを表示します。ジョブが初めて開始したとき、および既存のジョブ実行が再開されるたびに新しいジョブ実行が作成されます。

  • batchstatus

    バッチ実行時に設定されたジョブ状態を表示します。

  • starttime

    ジョブの開始時間を表示します。

  • endtime

    ジョブの終了時間を表示します。

  • exitstatus

    ジョブのジョブXMLまたはバッチアプリケーションによって設定されたジョブの状態を表示します。デフォルトでは、exitstatusが明示的にオーバーライドされないかぎり、exitstatusおよびbatchstatusは同じです。

デフォルト値:jobnameinstancecount

--header={false|true} | -h={false|true}

--longオプションを使用したときに列ヘッダーを表示するかどうかを指定します。ヘッダーを表示しないようにするには、--headerオプションにfalseを設定します。

型:Boolean

指定できる値を次に示します。

  • true

  • false

デフォルト値:true

job_name

詳細を一覧表示するジョブの名称を指定します。

型:Integer

指定できる値を次に示します。

  • ジョブ名

デフォルト値:なし

使用例

次の例では、instance1という名称のサーバインスタンスのバッチジョブを一覧表示します。

asadmin list-batch-jobs --target instance1

戻り値

戻り値

説明

0

サブコマンドの実行に成功しました。

1

サブコマンドの実行中にエラーが発生しました。