Hitachi

 Hitachi Application Server V10 コマンドリファレンスWindows®用)


2.20.7 delete-admin-object

管理対象オブジェクトの削除

書式

asadmin [asadmin-options] delete-admin-object [--help]
    [--target target] jndi_name

格納先

Application Serverインストールディレクトリー/javaee/glassfish/bin

機能

delete-admin-objectサブコマンドは、指定したJNDI名の管理対象オブジェクトを削除します。

このサブコマンドはリモートモードだけサポートします。

前提条件

ドメイン管理サーバは、稼働状態である必要があります。

引数

--help | -?

このサブコマンドのヘルプテキストが表示されます。

--target target

削除する管理対象オブジェクトの対象を指定します。

リソースは常にドメイン全体に対して作成されますが、リソース作成時に--targetオプションを使用して、resource-refが作成された対象だけがアクティブになります。

リソースの削除は、--targetオプションで指定した対象のresource-refだけを削除します。削除の対象としてドメインが指定されない限り、ドメイン全体からそのリソースは削除されません。

型:String

指定できる値を次に示します。

  • server

    ドメイン管理サーバを対象とします。serverはドメイン管理サーバの名称です。

  • configuration_name

    指定した名称の構成を対象とします。

  • cluster_name

    指定した名称のクラスターを対象とします。

  • instance_name

    指定した名称のサーバインスタンスを対象とします。

デフォルト値:server

jndi_name

管理対象オブジェクトのJNDI名を指定します。

型:String

指定できる値を次に示します。

  • 管理対象オブジェクトのJNDI名

デフォルト値:なし

使用例

次の例では、instance1という名称のサーバインスタンスから、jdbc/samplequeueという名称の管理対象オブジェクトを削除します。

asadmin delete-admin-object --target instance1 jdbc/samplequeue

戻り値

戻り値

説明

0

サブコマンドの実行に成功しました。

1

サブコマンドの実行中にエラーが発生しました。