Hitachi

 Hitachi Application Server V10 コマンドリファレンスWindows®用)


2.20.3 create-connector-resource

コネクターリソースの登録

書式

asadmin [asadmin-options] create-connector-resource [--help]
    --poolname connectorConnectionPoolName [--enabled={true|false}]
    [--description description] [--objecttype objecttype]
    [--target target] jndi_name

格納先

Application Serverインストールディレクトリー/javaee/glassfish/bin

機能

create-connector-resourceサブコマンドは、指定したJNDI名でコネクターリソースを登録します。

このサブコマンドはリモートモードだけサポートします。

前提条件

ドメイン管理サーバは、稼働状態である必要があります。

引数

--help | -?

このサブコマンドのヘルプテキストを表示します。

--poolname connectorConnectionPoolName

コネクションプールの名称を指定します。

型:String

指定できる値を次に示します。

  • コネクションプール名

デフォルト値:なし

--enabled={true|false}

実行時にリソースを有効にするかどうかを確認します。

型:Boolean

指定できる値を次に示します。

  • true

  • false

デフォルト値:true

--objecttype objecttype

コネクターリソースのタイプを定義します。

型:String

指定できる値を次に示します。

  • system-all

    すべてのサーバインスタンスおよびドメイン管理サーバに対して有効なシステムリソース。

  • system-admin

    ドメイン管理サーバにだけ有効なシステムリソース。

  • system-instance

    すべてのサーバインスタンスにだけ有効なシステムリソース。

  • user

    ユーザーリソース。

デフォルト値:user

--description description

コネクターリソースの詳しい説明文を表示します。

型:String

指定できる値を次に示します。

  • テキストでの説明

デフォルト値:なし

--target target

作成するコネクターリソースの対象を指定します。

リソースは常にドメイン全体に対して作成されますが、リソースのresource-refは指定した対象に対してだけ作成されるため、リソースがドメインで定義されても、リソースは指定した対象だけで使用できるようになります。複数の対象でリソースを参照する場合は、create-resource-refサブコマンドを使用します。

型:String

指定できる値を次に示します。

  • server

    ドメイン管理サーバを対象とします。serverはドメイン管理サーバの名称です。

  • domain

    ドメインを対象とします。

  • cluster_name

    指定した名称のクラスターを対象とします。

  • instance_name

    指定した名称のサーバインスタンスを対象とします。

デフォルト値:server

jndi_name

このコネクターリソースのJNDI名を指定します。

型:String

指定できる値を次に示します。

  • JNDI名

デフォルト値:なし

使用例

次の例では、instance1という名称のサーバインスタンスに、コネクターリソースを作成します。

asadmin create-connector-resource --target instance1 --poolname jms/qConnPool
--description "sample connector resource" jms/qConnFactory

戻り値

戻り値

説明

0

サブコマンドの実行に成功しました。

1

サブコマンドの実行中にエラーが発生しました。