2.6.23 start-servers
サーバの一括起動
書式
asadmin [asadmin-options] start-servers
格納先
Application Serverインストールディレクトリー\javaee\glassfish\bin
機能
start-serversサブコマンドは、ドメイン内に存在する各種サーバを一括で起動します。サーバ間に関連(依存関係)が設定されている場合は、その依存先のサーバを先に起動します。依存関係が多い場合は、依存先の先端に当たるサーバから順に起動します。サーバ間に関連(依存関係)が設定されていない場合は、すべてのサーバに対し、並行して処理します。
すでに稼働状態のサーバに対しては、起動処理を実行しません。
このコマンドはリモートモードだけサポートします。
ノードルートディレクトリー/ノード名/Java EEサーバ名/configに出力される次のファイルは、ログ識別子をデフォルトから変更した場合やstart-instanceコマンドに"--sync=full"オプションを指定した場合、Java EEサーバ再起動のときに削除されます。必要に応じてこのサブコマンドの実行前に退避しておいてください。
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サーバインスタンスのスレッドダンプログ(デフォルトのログ識別子 "javacore")
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メモリーダンプ(デフォルトのログ識別子 "core"、".core"、"*.dmp")
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エラーリポートファイル(デフォルトのログ識別子 "hs_err_pid")
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コンパイラーリプレイファイル(デフォルトのログ識別子 "replay_pid")
実行権限
標準ユーザーアカウント
前提条件
各種サーバを構築済みであること。
使用例
ドメイン内のすべてのサーバを起動する場合
asadmin start-servers
戻り値
戻り値 |
説明 |
---|---|
0 |
正常終了 |
1 |
異常終了 |