2.6.19 list-webservers
Webサーバの一覧表示
書式
asadmin [asadmin-options] list-webservers [--long={false|true} | --nostatus={false|true}] [target]
格納先
Application Serverインストールディレクトリー\javaee\glassfish\bin
機能
list-webserversサブコマンドは、ドメインに構築されたWebサーバを一覧表示します。Webサーバの構成情報や稼働状態を確認できます。
このコマンドはリモートモードだけサポートします。
--longと--nostatusは形式上、同時に指定できませんが、両方またはどちらか一方を明示的にfalseに設定する場合は、同時指定できます。
実行権限
標準ユーザーアカウント
引数
- --long={false|true}
-
一覧表示するWebサーバについて、詳細情報を表示するかどうかを指定します。
型:Boolean
指定できる値を次に示します。
-
true
Webサーバ名とその詳細情報(ホスト名、プロセスID、ステータス)を表示します。ヘッダー情報も表示します。
-
false
Webサーバ名とステータスだけを表示します。ヘッダー情報は表示しません。
デフォルト値:false
-
- --nostatus={false|true}
-
Webサーバのステータスを表示するかどうかを指定します。
型:Boolean
指定できる値を次に示します。
-
true
ステータスを表示しません。
-
false
ステータスを表示します。
デフォルト値:false
-
- target
-
情報を表示する対象名を指定します。指定された名称から表示するWebサーバをフィルタリングします。
型:String
指定できる値を次に示します。
-
domain
ドメイン内のすべてのWebサーバの情報を表示します。
-
Webサーバ名
指定したWebサーバの情報を表示します。
-
ノード名
指定したノードに属するWebサーバの情報を表示します。
デフォルト値:domain
-
出力形式
1行目は出力情報のヘッダー部となり、固定文字列で出力形式を示します。
カラム間は、カラム内で最も長い文字列と次のカラムの先頭までを、2つの半角スペースで区切ります。
ステータスは、半角スペース1つを先頭に付けて表示します。
NAME HOST PID STATE Webサーバ名 ホスト名 プロセスID ステータス
Webサーバ名:Webサーバの名称を表示します。
ホスト名:Webサーバが構築されているホスト名を表示します。
プロセスID:稼働中のWebサーバのプロセスIDを表示します。Webサーバが稼働していない場合は、--を表示します。
ステータス:Webサーバのステータスを表示します。表示されるステータスを次に示します。
not running(停止)
running(稼働)
使用例
Webサーバ名とステータスだけを表示する場合
asadmin list-webservers
[出力例]
Web1 running Web2 not running Web4 running Web3 not running
Webサーバのすべての情報を表示する場合
asadmin list-webservers --long true
[出力例]
NAME HOST PID STATE Web1 localhost 258 running Web2 localhost -- not running Web4 WINHOST1 526 running Web3 WINHOST1 -- not running
Webサーバのステータスを表示しない場合
asadmin list-webservers --nostatus true
[出力例]
Web1 Web2 Web4 Web3
Web1の情報だけを表示する場合
asadmin list-webservers Web1
[出力例]
Web1 running
ノードwinhost1-domain2(ホストWINHOST1)に属するWebサーバの情報を表示する場合
asadmin list-webservers winhost1-domain2
[出力例]
Web4 running Web3 not running
戻り値
戻り値 |
説明 |
---|---|
0 |
正常終了 |
1 |
異常終了 |