Hitachi

 Hitachi Application Server V10 コマンドリファレンスWindows®用)


2.6.10 delete-instance

サーバインスタンスの削除

書式

asadmin [asadmin-options] delete-instance [--help] instance-name

格納先

Application Serverインストールディレクトリー/javaee/glassfish/bin

機能

delete-instanceサブコマンドは、サーバインスタンスを削除します。このサブコマンドの実行には、DCOMリモートプロトコルが、次に示すどちらかのホスト上で構成されている必要があります。

ただし、削除対象となるインスタンスがconfigタイプのノード上に構築されている場合、DCOMの設定は不要です。

ドメイン管理サーバにアクセスできるどのホストからでも、このサブコマンドは実行できます。

サブコマンドでは任意の サーバインスタンスを削除できます。 インスタンスが作成された方法は関係ありません。

削除するインスタンスは、動作していないことが必要です。インスタンスが動作している場合は、エラーが発生します。

このサブコマンドでは、次の処理でインスタンスを削除します。

削除対象のインスタンスが、ノードディレクトリーを使用する唯一のインスタンスである場合、そのディレクトリーも削除されます。

スタンドアロンサーバインスタンスを削除する場合、インスタンスのスタンドアロン構成も削除されます。スタンドアロン構成とは、スタンドアロンサーバインスタンスが参照し、かつ、ほかのクラスターまたはクラスター化されていないインスタンスが参照していない、instance-name-configという名前付きの構成のことです。

このサブコマンドはリモートモードだけサポートします。

前提条件

ドメイン管理サーバは、稼働状態である必要があります。

引数

--help | -?

このサブコマンドのヘルプテキストを表示します。

instance-name

インスタンス名を指定します。

型:String

指定できる値を次に示します。

  • インスタンス名

デフォルト値:なし

使用例

次の例では、 サーバインスタンスのpmdsainstを削除します。

asadmin delete-instance pmdsainst

戻り値

戻り値

説明

0

サブコマンドの実行に成功しました。

1

サブコマンドの実行中にエラーが発生しました。