2.5.8 ping-node-dcom
DCOM通信によるノード使用のテスト
書式
asadmin [asadmin-options] ping-node-dcom [--help] [--validate={false|true}] node-name
格納先
Application Serverインストールディレクトリー/javaee/glassfish/bin
機能
ping-node-dcomサブコマンドは、DCOM経由の通信が有効化されているノードが使用できるかどうかをテストします。DCOMプロトコルはWindowsシステムだけで利用できます。
ノードを使用できる場合、DCOM経由でノードに接続できることを示すメッセージと、ノードが表すホストの名称が表示されます。
このサブコマンドはリモートモードだけサポートします。
前提条件
-
ドメイン管理サーバは、稼働状態である必要があります。
-
ドメイン管理サーバが稼働しているマシンと、ノードが存在するマシンにDCOMが設定されている必要があります。ドメイン管理サーバにアクセスできるどのマシンからでもこのサブコマンドを実行できます。
-
ノードでDCOM経由の通信が有効になっていることが必要です。それ以外の場合は、エラーが発生します。
引数
- --help | -?
-
このサブコマンドのヘルプテキストを表示します。
- --validate={false|true}
-
サブコマンドがノードを検証するかどうかを指定します。
型:Boolean
指定できる値を次に示します。
-
true
ノードを検証します。
-
false
ノードを検証しません。
デフォルト値:false
-
- node_name
-
テストするノードの名称を指定します。
型:String
指定できる値を次に示します。
-
ノードの名称
デフォルト値:なし
-
使用例
次の例では、DCOM経由の通信が有効化されているノードwpmd2が使用できるかどうかをテストします。
asadmin ping-node-dcom wpmdl2
戻り値
戻り値 |
説明 |
---|---|
0 |
サブコマンドの実行に成功しました。 |
1 |
サブコマンドの実行中にエラーが発生しました。 |