Hitachi

 Hitachi Application Server V10 コマンドリファレンスWindows®用)


2.5.1 create-node-config

リモート通信が有効化されていないノードの作成

書式

asadmin [asadmin-options] create-node-config [--help]
    [--nodehost node-host] [--installdir as-install-parent]
    [--nodedir node-dir] node-name

格納先

Application Serverインストールディレクトリー/javaee/glassfish/bin

機能

create-node-configサブコマンドは、リモート通信が有効化されていないノードを作成します。

このサブコマンドでノードを作成する場合、DCOMが設定されている必要がありません。

ノードはApplication Serverがインストールされたホストを表します。

サーバインスタンスが存在するホストすべてに対してノードが存在する必要があります。

リモート通信が有効化されていないノードのインスタンスの管理は、すべてそのノードが表すホスト上で行われる必要があります。

リモートホストのドメイン管理サーバはノードにアクセスできません。

このサブコマンドはリモートモードだけサポートします。

前提条件

ドメイン管理サーバは、稼働状態である必要があります。

サーバインスタンスがある、すべてのホストにノードが存在する必要があります。

引数

--help | -?

このサブコマンドのヘルプテキストを表示します。

--nodehost node-host

ノードが表すホスト名を指定します。このオプションが省略されると、ノードに対するホストが指定されないことになります。

型:String

指定できる値を次に示します。

  • ホスト名

デフォルト値:なし

--installdir as-install-parent

Application Serverインストールディレクトリー/javaeeの絶対パスを指定します。このオプションが省略されると、ノードに対してApplication Serverインストールディレクトリー/javaeeが指定されないことになります。

型:String

指定できる値を次に示します。

  • Application Serverインストールディレクトリー/javaeeの絶対パス

デフォルト値:なし

--nodedir node-dir

ノードに作成されたサーバインスタンスを含むディレクトリーのパスを指定します。相対パスが指定されると、パスはインストール時のディレクトリーからの相対になります。このオプションが省略されると、ノードに対してインスタンスのディレクトリーが指定されないことになります。

型:String

指定できる値を次に示します。

  • ノードが存在するディレクトリーのファイルパス

デフォルト値:なし

node-name

ノード名を指定します。

型:String

指定できる値を次に示します。

  • ノード名

名称は、次の条件を満たす必要があります。

ASCII文字だけで構成する。

文字、数字、またはアンダースコアで開始する必要があります。

次の文字だけを使用すること。

  • 小文字

  • 大文字

  • 数字

  • ハイフン

  • ピリオド

  • アンダースコア

マシン内で一意である必要があり、同一マシン上に作成されている別のノード名、クラスター名、指定されたJavaEEサーバの構成名、またはサーバインスタンスの名称と重複できません。

domain、server、またはJava EE Serverが予約したその他のキーワードは使用できません。

デフォルト値:なし

使用例

次の例では、ノードを作成します。

asadmin create-node-config --nodehost sj03.example.com sj03

戻り値

戻り値

説明

0

サブコマンドの実行に成功しました。

1

サブコマンドの実行中にエラーが発生しました。