Hitachi

 Hitachi Application Server V10 コマンドリファレンスWindows®用)


2.4.8 restart-domain

ドメイン管理サーバの再起動

書式

asadmin [asadmin-options] restart-domain [--help]
    [--debug={true|false}]
    [--domaindir domaindir]
    [--force={true|false}] [--kill={false|true}]
    [domain-name]

格納先

Application Serverインストールディレクトリー/javaee/glassfish/bin

機能

restart-domainサブコマンドは、指定したドメインのドメイン管理サーバを停止した後、再起動します。

ドメインが指定されていない場合、デフォルトのドメインが使用されます。domainsディレクトリーにドメインが複数ある場合、domain-nameを指定する必要があります。ドメイン管理サーバが稼働していない場合、このサブコマンドはドメイン管理サーバの起動を試みます。

このサブコマンドはローカルモードとリモートモードをサポートします。

引数

--help | -?

このサブコマンドのヘルプテキストを表示します。

--debug={true|false}

Java Platform Debugger Architecture(JPDA)デバッグを有効にしてドメインを再起動するかどうかを指定します。

型:Boolean

指定できる値を次に示します。

  • true

    JPDAデバッグを有効にしてドメインを再起動し、JPDAデバッグのポート番号を表示します。

  • false

    JPDAデバッグを無効にしてドメインを再起動します。

デフォルト値:再起動するドメインに対するこのオプションの現在の設定

--domaindir domaindir

再起動するドメインのディレクトリーを含むルートディレクトリーを指定します。

型:String

指定できる値を次に示します。

  • ドメインルートディレクトリーのパス

デフォルト値:Application Serverインストールディレクトリー/javaee/glassfish/domains

--force={true|false}

ドメインを再起動する直前に、ドメインを強制停止するかどうかを指定します。

型:Boolean

指定できる値を次に示します。

  • true

    ドメインはただちに強制停止されます。

  • false

    ドメインに関連づけられているすべてのスレッドが終了するまで待機してから、ドメインを停止します。

デフォルト値:true

--kill={false|true}

ドメインプロセスを停止するOSの機能を使用して、ドメインを再起動する前に強制終了するかどうかを指定します。

型:Boolean

指定できる値を次に示します。

  • false

    ドメインを強制終了しません。Javaプラットフォームの機能を使用してドメインプロセスを停止します。

  • true

    ドメインを強制終了します。OSの機能を使用してドメインプロセスを停止します。

デフォルト値:false

domain-name

再起動するドメインの名称を指定します。

型:String

指定できる値を次に示します。

  • ドメイン名

デフォルト値:インストール時に指定した名称で、通常はdomain1

使用例

次の例では、デフォルトのdomainsディレクトリー内のmydomain4を再起動します。

asadmin restart-domain mydomain4

戻り値

戻り値

説明

0

サブコマンドの実行に成功しました。

1

サブコマンドの実行中にエラーが発生しました。