Hitachi

 Hitachi Application Server V10 ユーザーズガイドWindows®用)


10.3.7 JSFのトレース取得ポイント

JSFでのトレース取得ポイントの詳細について説明します。

カスタムコンバーターが呼び出される場合

カスタムコンバーターが呼び出される場合の、JSFでのトレースの取得ポイントを次に示します。

図10‒12 JSFのトレース取得ポイント(カスタムコンバーターが呼び出される場合)

[図データ]

メモ

この図は、リクエストの延長で取得する流れを示す図です。トレースを取得する契機すべてを示す図ではありません。このほかにも取得する契機はあります。

イベントID、トレースレベル、トレース取得ポイント、取得できる情報について次の表に示します。

表10‒14 JSFのトレース取得ポイントの詳細(カスタムコンバーターが呼び出される場合)

イベントID

図中の番号

PRFトレース取得レベル

トレース取得ポイント

取得できる情報

インターフェース名

オペレーション名

オプション

0xB700

1

標準レベル

カスタムコンバーターが呼び出される直前

クライアントID

カスタムコンバーターのクラス名とメソッド名です。

-

0xB701

2

標準レベル

カスタムコンバーターの処理が終了した直後

クライアントID

カスタムコンバーターのクラス名とメソッド名です。

正常時

-

異常時

例外名

カスタムバリデーターが呼び出される場合

カスタムバリデーターが呼び出される場合の、JSFでのトレースの取得ポイントを次に示します。

図10‒13 JSFのトレース取得ポイント(カスタムバリデーターが呼び出される場合)

[図データ]

メモ

この図は、リクエストの延長で取得する流れを示す図です。トレースを取得する契機すべてを示す図ではありません。このほかにも取得する契機はあります。

イベントID、トレースレベル、トレース取得ポイント、取得できる情報について次の表に示します。

表10‒15 JSFのトレース取得ポイントの詳細(カスタムバリデーターが呼び出される場合)

イベントID

図中の番号

PRFトレース取得レベル

トレース取得ポイント

取得できる情報

インターフェース名

オペレーション名

オプション

0xB702

3

標準レベル

カスタムバリデーターが呼び出される直前

クライアントID

カスタムバリデーターのクラス名です。MethodExpressionを利用してカスタムバリデーターを呼び出す場合はMethodExpressionです。

-

0xB703

4

標準レベル

カスタムバリデーターの処理が終了した直後

クライアントID

カスタムバリデーターのクラス名です。MethodExpressionを利用してカスタムバリデーターを呼び出す場合はMethodExpressionです。

正常時

-

異常時

例外名

注※

引数を複数記述したMethodExpressionを使用した場合、性能解析トレースファイル(CSV形式)の列がずれることがあります。

ValueChangeListenerが呼び出される場合

ValueChangeListenerが呼び出される場合の、JSFでのトレースの取得ポイントを次に示します。

図10‒14 JSFのトレース取得ポイント(ValueChangeListenerが呼び出される場合)

[図データ]

メモ

この図は、リクエストの延長で取得する流れを示す図です。トレースを取得する契機すべてを示す図ではありません。このほかにも取得する契機はあります。

イベントID、トレースレベル、トレース取得ポイント、取得できる情報について次の表に示します。

表10‒16 JSFのトレース取得ポイントの詳細(ValueChangeListenerが呼び出される場合)

イベントID

図中の番号

PRFトレース取得レベル

トレース取得ポイント

取得できる情報

インターフェース名

オペレーション名

オプション

0xB704

5

標準レベル

ValueChangeListenerが呼び出される直前

クライアントID

ValueChangeListenerのクラス名です。

MethodExpressionを利用してValueChangeListenerを呼び出す場合、MethodExpressionです。

-

0xB705

6

標準レベル

ValueChangeListenerの処理が終了した直後

クライアントID

正常時

MethodExpressionでValueChangeListenerが呼び出されて正常終了した場合、1つの引数を持つメソッドが呼び出された時はone argumentを出力します。引数のないメソッドが呼ばれた時はno argumentを出力します。

異常時

-

正常時

-

異常時

例外名

ActionListenerが呼び出される場合

ActionListenerが呼び出される場合の、JSFでのトレースの取得ポイントを次に示します。

図10‒15 JSFのトレース取得ポイント(ActionListenerが呼び出される場合)

[図データ]

メモ

この図は、リクエストの延長で取得する流れを示す図です。トレースを取得する契機すべてを示す図ではありません。このほかにも取得する契機はあります。

イベントID、トレースレベActionListenerル、トレース取得ポイント、取得できる情報について次の表に示します。

表10‒17 JSFのトレース取得ポイントの詳細(が呼び出される場合)

イベントID

図中の番号

PRFトレース取得レベル

トレース取得ポイント

取得できる情報

インターフェース名

オペレーション名

オプション

0xB706

7

標準レベル

ActionListenerが呼び出される直前

クライアントID

ActionListenerのクラス名です。

MethodExpressionを利用してActionListenerを呼び出す場合、MethodExpressionです。

-

0xB707

8

標準レベル

ActionListenerの処理が終了した直後

クライアントID

正常時

MethodExpressionでActionListenerが呼び出されて正常終了した場合、1つの引数を持つメソッドが呼び出された時はone argumentを出力します。引数のないメソッドが呼ばれた時はno argumentを出力します。

異常時

-

正常時

-

異常時

例外名

AjaxBehaviorListenerが呼び出される場合

AjaxBehaviorListenerが呼び出される場合の、JSFでのトレースの取得ポイントを次に示します。

図10‒16 JSFのトレース取得ポイント(AjaxBehaviorListenerが呼び出される場合)

[図データ]

メモ

この図は、リクエストの延長で取得する流れを示す図です。トレースを取得する契機すべてを示す図ではありません。このほかにも取得する契機はあります。

イベントID、トレースレベル、トレース取得ポイント、取得できる情報について次の表に示します。

表10‒18 JSFのトレース取得ポイントの詳細(AjaxBehaviorListenerが呼び出される場合)

イベントID

図中の番号

PRFトレース取得レベル

トレース取得ポイント

取得できる情報

インターフェース名

オペレーション名

オプション

0xB708

9

PRFトレース取得レベル

AjaxBehaviorListenerが呼び出される直前

クライアントID

AjaxBehaviorListenerのクラス名です。

MethodExpressionを利用してAjaxBehaviorListenerを呼び出す場合、MethodExpressionです。

-

0xB709

10

標準レベル

AjaxBehaviorListenerの処理が終了した直後

クライアントID

正常時

MethodExpressionでAjaxBehaviorListenerが呼び出されて正常終了した場合、1つの引数を持つメソッドが呼び出された時はone argumentを出力します。引数のないメソッドが呼ばれた時はno argumentを出力します。

異常時

-

正常時

-

異常時

例外名

ActionMethodが呼び出される場合

ActionMethodが呼び出される場合の、JSFでのトレースの取得ポイントを次に示します。

図10‒17 JSFのトレース取得ポイント(ActionMethodが呼び出される場合)

[図データ]

メモ

この図は、リクエストの延長で取得する流れを示す図です。トレースを取得する契機すべてを示す図ではありません。このほかにも取得する契機はあります。

表10‒19 JSFのトレース取得ポイントの詳細(ActionMethodが呼び出される場合)

イベントID

図中の番号

PRFトレース取得レベル

トレース取得ポイント

取得できる情報

インターフェース名

オペレーション名

オプション

0xB70A

11

標準レベル

ActionMethodが呼び出される直前

クライアントID

-

-

0xB70B

12

標準レベル

ActionMethodの処理が終了した直後

クライアントID

-

正常時

-

異常時

例外名

ComponentSystemEventListenerが呼び出される場合

ComponentSystemEventListenerが呼び出される場合の、JSFでのトレースの取得ポイントを次に示します。

図10‒18 JSFのトレース取得ポイント(ComponentSystemEventListenerが呼び出される場合)

[図データ]

メモ

この図は、リクエストの延長で取得する流れを示す図です。トレースを取得する契機すべてを示す図ではありません。このほかにも取得する契機はあります。

イベントID、トレースレベル、トレース取得ポイント、取得できる情報について次の表に示します。

表10‒20 JSFのトレース取得ポイントの詳細(ComponentSystemEventListenerが呼び出される場合)

イベントID

図中の番号

PRFトレース取得レベル

トレース取得ポイント

取得できる情報

インターフェース名

オペレーション名

オプション

0xB70C

13

標準レベル

ComponentSystemEventListenerが呼び出される直前

クライアントID

ComponentSystemEventListenerのクラス名です。

MethodExpressionを利用してComponentSystemEventListenerを呼び出す場合、MethodExpressionです。

-

0xB70D

14

標準レベル

ComponentSystemEventListenerの処理が終了した直後

クライアントID

正常時

MethodExpressionでComponentSystemEventListenerが呼び出されて正常終了した場合、1つの引数を持つメソッドが呼び出された時は「one argument」を出力します。引数のないメソッドが呼ばれた時は「no argument」を出力します。

異常時

-

正常時

-

異常時

例外名