Hitachi

 Hitachi Application Server V10 ユーザーズガイドWindows®用)


10.2.6 性能解析トレースファイルの出力形式

性能解析トレースでは、各機能レイヤーのトレース情報を収集します。

出力形式

ダンプ形式

PRF: レコード状態 Process: プロセスID Thread: スレッドID(ハッシュ値)
Trace: トレース通番
ProcessName: プロセス名
Event: イベントID Time: :: :: ミリ秒/マイクロ秒/ナノ秒 
Rc: リターンコード 
ClientAP:クライアントアプリケーションのIPアドレス 
クライアントアプリケーションのプロセスID - 
クライアントアプリケーションの通信番号 
RootAP: ルートアプリケーションのIPアドレス 
ルートアプリケーションのプロセスID - 
ルートアプリケーションの通信番号
INT: インターフェース名 OPR: オペレーション名
Offset +0 +1 +2 +3 +4 +5 +6 +7 +8 +9 +a +b +c +d +e +f 0123456789abcdef
  ダンプ情報

CSV形式

PRF,Process,Thread(hashcode),Trace,ProcessName,Event,Date,Time,
Time(msec/usec/nsec),Rc,ClientAP IP,ClientAP PID, ClientAP CommNo.,
RootAP IP,RootAP PID,RootAP CommNo.,INT,OPR,OPT,ASCII
レコード状態,プロセスID,スレッドID(ハッシュ値),トレース通番,プロセス名,
イベントID,//,::,ミリ秒/マイクロ秒/ナノ秒,リターンコード,
クライアントアプリケーションのIPアドレス,
クライアントアプリケーションのプロセスID,
クライアントアプリケーションの通信番号,ルートアプリケーションのIPアドレス,
ルートアプリケーションのプロセスID,
ルートアプリケーションの通信番号,インターフェース名,オペレーション名, 
ダンプ情報,ASCII文字情報
出力項目

項目

説明

PRF

そのプロセスレコードの状態。次のどちらかが出力されます。

Rec:レコードの状態は正常です。

ErrRec:レコードの状態は異常です。

Process

トレース情報を取得したプロセスのプロセスID。10 桁以内の10 進数が出力されます。

Thread

トレース情報を取得したプロセスのスレッドID、およびスレッドのハッシュ値。

スレッドID、ハッシュ値は18桁以内の16進数が出力されます。

Trace

該当スレッドでのトレース通番。10桁以内の10進数が出力されます。

ProcessName

プロセス名。32文字以内のプロセスを表わす文字列が出力されます。

Event

イベントID。6桁の16進数が出力されます。

Time

トレース情報を取得した年月日、時間を出力します。次の形式で出力されます。

年/月/日 時:分:秒 ミリ秒/マイクロ秒/ナノ秒

出力例

2000/02/12 13:43:44 363/200/000

Rc

リターンコード。16桁の10進数が出力されます。

ClientAP

クライアントアプリケーションの次の情報が出力されます。

IPアドレス

プロセスID

通信番号

RootAP

ルートアプリケーションの次の情報が出力されます。

IPアドレス

プロセスID

通信番号

INT

インターフェース名。33文字以内の文字列が出力されます。

OPR

オペレーション名。33文字以内の文字列が出力されます。

OPT

各イベントで取得した情報。514文字以内のダンプ形式の取得情報が出力されます。

ASCII

各イベントで取得した情報。514文字以内のASCII文字の取得情報が出力されます。

注※

インターフェース名、オペレーション名が33文字を超える場合は、次のどれかの方法で、33文字で出力します。

先頭32文字+*

先頭16文字+*+末尾16文字

*+末尾32文字