7.5.4 DTPプラグインを使ってHiRDBを操作する
HiRDB(データベースサーバ)に接続してSQLを実行するには、DTPプラグインを使用してJDBCドライバーを定義してからデータベースサーバに接続するための接続プロファイルを作成します。そのあと、EclipseからSQLを実行します。
前提条件
-
デフォルトのデバッグ環境がセットアップされている
-
ドメイン管理サーバが起動している
-
Eclipseが起動している
-
アプリケーション開発環境用のデータベースサーバが起動している
想定ユーザー
-
アプリケーション開発者
操作手順
-
Eclipseのメニューから[ウィンドウ]-[設定]を選択します。
[設定]ダイアログが表示されます。
-
Eclipseの[設定]ダイアログの左ペインで、[データ管理]-[接続]-[ドライバー定義]を選択します。
右ペインに[ドライバー定義]ページが表示されます。
-
[ドライバー定義]ページの[追加]ボタンをクリックします。
[新規ドライバー定義]ダイアログが表示されます。
-
[新規ドライバー定義]ダイアログの[利用できるドライバーテンプレート]リストで、HiRDB Type4 JDBC Driver 9を選択します。
-
[JAR一覧]タブを選択し、ドライバーファイル一覧でpdjdbc4.jarを選択して、[JAR/Zipを編集]ボタンをクリックします。
[ファイルの選択]ダイアログが表示されます。
-
[ファイルの選択]ダイアログで、Application Server for Developersのインストールディレクトリー\DB\CLIENT\UTL\pdjdbc4.jarを指定して、[開く]ボタンをクリックします。
-
[新規ドライバー定義]ダイアログで、[OK]ボタンをクリックします。
[ドライバー定義]ページのリストに、HiRDB Type4 JDBC Driver 9が表示されます。
-
[設定]ダイアログで、[OK]ボタンをクリックします。
[設定]ダイアログが閉じて、JDBCドライバーの定義が保存されます。
-
Eclipseの[データ・ソース・エクスプローラー]ビューで、データベース接続を選択して、右クリックで新規を選択します。
[新規接続プロファイル]ダイアログが表示されます。
-
[接続プロファイル]ページの接続プロファイルの種類でHiRDBを選択し、名前を入力して、[次へ]ボタンをクリックします。
[ドライバーおよび接続の詳細の設定]ページが表示されます。
-
[ドライバーおよび接続の詳細の設定]ページで次の項目を指定します。
-
ドライバ
手順7で作成したHiRDB Type4 JDBC Driverの定義を指定します。
-
データベース名
接続するデータベース名を指定します。
-
ホスト名
接続するHiRDBのインストール先のコンピュータ名を指定します。
-
ポート番号
HiRDBで使用するTCP/IPポート番号を指定します。
-
認可識別子
HiRDBを操作するときに使用する認可識別子を指定します。
-
パスワード
HiRDBを操作するときに使用するパスワードを指定します。
-
パスワードの保管
入力したパスワードを保管するかどうかを指定します。 チェックした場合、次回以降、パスワードの入力をスキップできます。
-
接続URL
HiRDBに接続するためのURLが表示されます。
- メモ
-
ユーザプロパティタブでJDBC_IF=OFFを指定すると、ドライバーのトレース情報が取得できなくなります。
-
-
[終了]ボタンをクリックします。
HiRDBに接続するための接続プロファイルが作成されます。[ウィザードの完了時に接続]チェックボックスにチェックした場合は、自動的にHiRDBに接続します。
-
[データ・ソース・エクスプローラー]ビューで作成した接続プロファイルに接続して、データベースの内容を確認します。
- メモ
-
データベースオブジェクトの変更は、表示内容に自動で反映されません。データベースを更新した場合、手動で表示内容を更新してください。
-
SQLファイルを選択して右クリックでSQLファイルを実行を選択し、SQLを実行します。
複合文を実行する場合には、右クリックでSQLファイルを一つの命令として実行を選択します。複合文については、HIRDBのマニュアルを参照してください。実行時には、手順10で作成した接続プロファイルを指定します。DTPプラグインで使用できるHiRDBのSQLデータ型を次に示します。
-
INTEGER
-
SMALLINT
-
DECIMAL、NUMERIC
-
FLOAT、DOUBLE PRECISION
-
SMALLFLT、REAL
-
CHAR
-
VARCHAR
-
NCHAR
-
NVARCHAR
-
MCHAR
-
MVARCHAR
-
DATE
-
TIME
-
TIMESTAMP
-
BLOB
-
BINARY
-
次の作業
-
アプリケーションのアーカイブを作成する