Hitachi

 Hitachi Application Server V10 ユーザーズガイドWindows®用)


7.5.4 DTPプラグインを使ってHiRDBを操作する

HiRDB(データベースサーバ)に接続してSQLを実行するには、DTPプラグインを使用してJDBCドライバーを定義してからデータベースサーバに接続するための接続プロファイルを作成します。そのあと、EclipseからSQLを実行します。

前提条件

想定ユーザー

操作手順

  1. Eclipseのメニューから[ウィンドウ][設定]を選択します。

    [設定]ダイアログが表示されます。

  2. Eclipseの[設定]ダイアログの左ペインで、[データ管理][接続][ドライバー定義]を選択します。

    右ペインに[ドライバー定義]ページが表示されます。

  3. [ドライバー定義]ページの[追加]ボタンをクリックします。

    [新規ドライバー定義]ダイアログが表示されます。

  4. [新規ドライバー定義]ダイアログの[利用できるドライバーテンプレート]リストで、HiRDB Type4 JDBC Driver 9を選択します。

  5. [JAR一覧]タブを選択し、ドライバーファイル一覧でpdjdbc4.jarを選択して、[JAR/Zipを編集]ボタンをクリックします。

    [ファイルの選択]ダイアログが表示されます。

  6. [ファイルの選択]ダイアログで、Application Server for Developersのインストールディレクトリー\DB\CLIENT\UTL\pdjdbc4.jarを指定して、[開く]ボタンをクリックします。

  7. [新規ドライバー定義]ダイアログで、[OK]ボタンをクリックします。

    [ドライバー定義]ページのリストに、HiRDB Type4 JDBC Driver 9が表示されます。

  8. [設定]ダイアログで、[OK]ボタンをクリックします。

    [設定]ダイアログが閉じて、JDBCドライバーの定義が保存されます。

  9. Eclipseの[データ・ソース・エクスプローラー]ビューで、データベース接続を選択して、右クリックで新規を選択します。

    [新規接続プロファイル]ダイアログが表示されます。

  10. [接続プロファイル]ページの接続プロファイルの種類HiRDBを選択し、名前を入力して、[次へ]ボタンをクリックします。

    [ドライバーおよび接続の詳細の設定]ページが表示されます。

  11. [ドライバーおよび接続の詳細の設定]ページで次の項目を指定します。

    • ドライバ

      手順7で作成したHiRDB Type4 JDBC Driverの定義を指定します。

    • データベース名

      接続するデータベース名を指定します。

    • ホスト名

      接続するHiRDBのインストール先のコンピュータ名を指定します。

    • ポート番号

      HiRDBで使用するTCP/IPポート番号を指定します。

    • 認可識別子

      HiRDBを操作するときに使用する認可識別子を指定します。

    • パスワード

      HiRDBを操作するときに使用するパスワードを指定します。

    • パスワードの保管

      入力したパスワードを保管するかどうかを指定します。 チェックした場合、次回以降、パスワードの入力をスキップできます。

    • 接続URL

      HiRDBに接続するためのURLが表示されます。

    メモ

    ユーザプロパティタブでJDBC_IF=OFFを指定すると、ドライバーのトレース情報が取得できなくなります。

  12. [終了]ボタンをクリックします。

    HiRDBに接続するための接続プロファイルが作成されます。[ウィザードの完了時に接続]チェックボックスにチェックした場合は、自動的にHiRDBに接続します。

  13. [データ・ソース・エクスプローラー]ビューで作成した接続プロファイルに接続して、データベースの内容を確認します。

    メモ

    データベースオブジェクトの変更は、表示内容に自動で反映されません。データベースを更新した場合、手動で表示内容を更新してください。

  14. SQLファイルを選択して右クリックでSQLファイルを実行を選択し、SQLを実行します。

    複合文を実行する場合には、右クリックでSQLファイルを一つの命令として実行を選択します。複合文については、HIRDBのマニュアルを参照してください。実行時には、手順10で作成した接続プロファイルを指定します。DTPプラグインで使用できるHiRDBのSQLデータ型を次に示します。

    • INTEGER

    • SMALLINT

    • DECIMAL、NUMERIC

    • FLOAT、DOUBLE PRECISION

    • SMALLFLT、REAL

    • CHAR

    • VARCHAR

    • NCHAR

    • NVARCHAR

    • MCHAR

    • MVARCHAR

    • DATE

    • TIME

    • TIMESTAMP

    • BLOB

    • BINARY

次の作業