Hitachi

 Hitachi Application Server V10 ユーザーズガイドWindows®用)


7.4.3 setサブコマンドを使用してApplication Server for Developersの設定を変更する

Application Server for Developersの設定を変更するには、asadminユーティリティーコマンドのsetサブコマンドを実行して、Application Server for Developersの設定値を変更します。

前提条件

想定ユーザー

操作手順

  1. asadminユーティリティーコマンドのgetサブコマンドを実行して、Application Server for Developersの設定値を取得します。

    asadmin get "*"

    コマンドの実行結果から、変更対象の設定対象識別子と、変更前の設定値を確認してください。

    複数のパラメーターに値が設定されている場合、設定値は次のように扱われます。

    パフォーマンストレーサー関連のパラメーターの場合

    「hitachi-prfs.hitachi-prf.パフォーマンストレーサー名.で始まるパラメーター」と「hitachi-prf-configs.hitachi-prf-config.パフォーマンストレーサーのコンフィグ名で始まるパラメーター」の両方に値が設定されているときは、「hitachi-prfs.hitachi-prf.パフォーマンストレーサー名.で始まるパラメーター」の値が有効になります。

    Webサーバ関連のパラメーターの場合

    「hitachi-webservers.hitachi-webserver.Webサーバ名で始まるパラメーター」と「hitachi-webserver-configs.hitachi-webserver-config.Webサーバのコンフィグ名で始まるパラメーター」の両方に値が設定されているときは、「hitachi-webservers.hitachi-webserver.Webサーバ名で始まるパラメーター」の値が有効になります。

    サーバインスタンス関連のパラメーターの場合

    「servers.server.Java EEサーバ名で始まるパラメーター」と「configs.config.Java EEサーバの構成名で始まるパラメーター」の両方に値が設定されているときは、「servers.server.Java EEサーバ名で始まるパラメーター」の値が有効になります。

  2. asadminユーティリティーコマンドのsetサブコマンドを実行して、変更対象の設定対象識別子に対して変更後の設定値を指定します。

    asadmin set 設定対象識別子=設定値
    メモ

    Webサーバの標準プロパティー以外(デイレクティブ)の設定値を変更する場合は、サーバテンプレートを使用してWebサーバの設定を変更してください。

    コマンドの実行結果を次に示します。

    Command set executed successfully.
  3. asadminユーティリティーコマンドのgetサブコマンドを実行して、Application Server for Developersの設定値を再度取得します。

    asadmin get "*"

    コマンドの実行結果から、変更対象の設定対象識別子に、手順2で指定した設定値が反映されていることを確認してください。