7.4.3 setサブコマンドを使用してApplication Server for Developersの設定を変更する
Application Server for Developersの設定を変更するには、asadminユーティリティーコマンドのsetサブコマンドを実行して、Application Server for Developersの設定値を変更します。
前提条件
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ドメイン管理サーバが起動している
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Application Server for Developersのセットアップが完了している
想定ユーザー
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システム構築者
操作手順
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asadminユーティリティーコマンドのgetサブコマンドを実行して、Application Server for Developersの設定値を取得します。
asadmin get "*"
コマンドの実行結果から、変更対象の設定対象識別子と、変更前の設定値を確認してください。
複数のパラメーターに値が設定されている場合、設定値は次のように扱われます。
- パフォーマンストレーサー関連のパラメーターの場合
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「hitachi-prfs.hitachi-prf.パフォーマンストレーサー名.で始まるパラメーター」と「hitachi-prf-configs.hitachi-prf-config.パフォーマンストレーサーのコンフィグ名で始まるパラメーター」の両方に値が設定されているときは、「hitachi-prfs.hitachi-prf.パフォーマンストレーサー名.で始まるパラメーター」の値が有効になります。
- Webサーバ関連のパラメーターの場合
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「hitachi-webservers.hitachi-webserver.Webサーバ名で始まるパラメーター」と「hitachi-webserver-configs.hitachi-webserver-config.Webサーバのコンフィグ名で始まるパラメーター」の両方に値が設定されているときは、「hitachi-webservers.hitachi-webserver.Webサーバ名で始まるパラメーター」の値が有効になります。
- サーバインスタンス関連のパラメーターの場合
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「servers.server.Java EEサーバ名で始まるパラメーター」と「configs.config.Java EEサーバの構成名で始まるパラメーター」の両方に値が設定されているときは、「servers.server.Java EEサーバ名で始まるパラメーター」の値が有効になります。
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asadminユーティリティーコマンドのsetサブコマンドを実行して、変更対象の設定対象識別子に対して変更後の設定値を指定します。
asadmin set 設定対象識別子=設定値
- メモ
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Webサーバの標準プロパティー以外(デイレクティブ)の設定値を変更する場合は、サーバテンプレートを使用してWebサーバの設定を変更してください。
コマンドの実行結果を次に示します。
Command set executed successfully.
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asadminユーティリティーコマンドのgetサブコマンドを実行して、Application Server for Developersの設定値を再度取得します。
asadmin get "*"
コマンドの実行結果から、変更対象の設定対象識別子に、手順2で指定した設定値が反映されていることを確認してください。