Hitachi

 Hitachi Application Server V10 ユーザーズガイドWindows®用)


4.6.15 asadminユーティリティーコマンドのプロセスに適用する環境変数を変更する

asadminユーティリティーコマンドのプロセスに適用する環境変数を変更するには、Java EE Serverの環境変数定義ファイル(asenv.bat)を編集します。asadminユーティリティーコマンドのプロセスに適用する環境変数には、JavaヒープなどのJavaメモリーの値や、asadminユーティリティーコマンドのログなどを設定します。例えば、デプロイしたアプリケーション数やアプリケーション中のファイル数が多く、Java EEサーバの起動時にメモリー不足になる場合は、asadminユーティリティーコマンドのプロセスに適用するJavaヒープ領域のサイズを変更します。

前提条件

想定ユーザー

操作手順

  1. Java EE Serverの環境変数定義ファイル(asenv.bat)を編集して、asadminユーティリティーコマンドのプロセスに適用する環境変数を変更します。

    複数のJava EEサーバを配置するクラスター構成の場合は、リモートホストおよびローカルホストのそれぞれに対して、環境変数を変更します。

    Java EE Serverの環境変数定義ファイル

    Application Serverのインストールディレクトリー/javaee/glassfish/config/asenv.bat

    編集の例

    例えば、Javaヒープ領域の最大サイズを変更する場合は、環境変数HJES_ASADMIN_JVM_OPTIONSに値を指定します。

    set HJES_ASADMIN_JVM_OPTIONS=-Xmx256m